海外に居ますので,英語の必要性は実感します。
先日も,ネット用のお得なSIMカードを探しに
お店に行き,もっと英語できれば,ストレスなくなるのになー
と感じずにはいられませんでした。
インドネシアなので,インドネシア語の方が通じて
そっち先じゃね?は,聞こえない,聞こえない…
チエミ先生の英語行きます。
タイトル長,の
「日本人の言語情報処理システムがマニアックなために、
シンプルな英語を処理し切れない例①」です。
――――引用ここから――――
みなさま、どのようなクリスマスを過ごされましたでしょうか?
といっても、日本では伝統行事ではなく、
楽しいイベントのひとつですね。
イギリスでは12月25日と26日(Boxing Day と言います)が
一年で一番の大イベントで、
25日はすべてのお店も、
一部の公共交通機関さえもお休みになります。
25日はターキーを食べ、26日は前日の残りの
冷たいターキーとハムを食べる。というのが一般的なようです。
どの家庭でも、25日の14時ころの食事を目指して
ターキーをオーブンで調理し始めるので、
イギリス全土のガスの火力が弱くなります。
ターキーは巨大!なので何時間もかかります。
前日の夜から弱火でオーブンに入れっぱなし。と言う話もよく聞きます。
さて、本日も、タイトル長っ!
さっそく本題に入ります。

上の写真を日本語で描写(細かいところは抜きで)してみましょう。
(それを聞いた人がこの写真をイメージできればよい。という感じで)
...
日本語処理システムでは【男の人が浜辺を犬と走っている】ですね。
(犬と浜辺は入れ代わっても可)
これが英語の情報処理システムに乗っかると
【A man is running with a dog on the beach.】ですね。
英語と日本語は語順が違うのよね^^ということは
ほとんどの方が知っています。
語順が違うということは
情報処理の仕方(ものの見方)が違うのです。
日本人は主語(起点)のあと、
どこに視点を持って言っているかというと、
無意識に背景(この場合は浜辺)に行きます。
その順番で視覚的情報処理をしないと
日本語の順番にならないからです。
しかし、英語の情報処理システムは、
主語(起点)のあと、すぐにその外側(走っているという動作)に視点を移します。
その時点でまだ背景は見ていないのです。
要するに英語は起点から順番に外側→外側に進みますが、
日本語はポーンといきなり一番外にいって、また起点に向かって戻ってくる。という、
ちょっと効率の悪い動きをします。
(これは、日本人はなかなか結論を言わない。
といわれる由縁ですね。
なぜこうなったかと言うと、
農耕民族はのんびり田畑を耕しながら“今日は大根を。。。”と言ったら、
周りの人は同じ釜の飯を食っているから空気を読んで、
“植えたいのね”と分かってくれる。
一方、常に移動して侵略を繰り返している民族は
早く結論を言ってしまわないと敵に攻撃されちゃうから。。。。
というのは私の勝手な文化人類学的解釈^^です)
私たちは常にこの日本語システムが
無意識下でデフォルトになっているため、
ウインドウズのOSでアップルのソフトを
必死で動かそうとしているような不具合が起こります。
ということは、まずは、意識的に
この日本語情報処理システムを解除し、
英語のシステムにいつでも切り替えが出来るように訓練しておく。ことが
英会話学習の一番初めに必要な作業です。
では、この英文の背景にあるのはどんなプログラミングか。を見てみましょう。
1) まずは起点(主語)を決めます。
※おっと!まだ背景は一切見てはだめです!!
まだ視界にすら入れません!
2) 次にその起点からすぐ外に視点を移します。
動き(状態)をみる。と言うことです。
※おっとっと!まだ背景は一切視界に入れていませんよ!
3) ここまできたらちょっと一安心、
聞き手は一番大事なところは聞けてるので、
もう敵に攻撃されても大丈夫。
4) どうやら敵はやって来なかったので、
付属をつけましょうこのときに必要なのは“接着剤”です。
(学校では“前置詞”と習います。a dog と the beachに必要な接着剤を選びます。
(この接着剤の選び方も一定のルールがあるのでご安心を)。
できあがり。【A man is running with a dog on the beach.】
これを意識的に何度も訓練することで、
a man ,run, a dog, the beach という単語は全部知っているのに、
文章として口から出てこない。
という問題を解決できます。
これは視覚情報の処理を例に挙げていますが、
感情、意見、疑問。。。などでもこのプログラミングは変わりません。
生徒さんたちはこれを“素振り”と呼んでくれています^^。
素振りをしないで変化球を打とうとしているのが多くの学習方法です。
レッスンではこの“素振り”を
一番脳にインパクトを与えやすい方法でやっていきます。

では、上のイラストで練習してみましょう~。
ポイント!
1) 上記のプログラミングを使うことを徹底的に意識しましょう。
2)視点がすぐに背景に行きそうになったら、
いけねっと言って起点に戻ってきてください。
日本の皆様、師が走ると書いて師走!です。
お忙しい時期ですが、
おいしいものをいっぱい食べて、
好きな人といっぱい会って、よいお年をお迎えください。
――――引用ここまで――――
チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/
英語は起点から外側→外側にいく
なるほどねー となりません?
なることはなるんですが,実際使えるか?
は,別問題,「素振り」が必要なのですね。
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza
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