アザースです。閲覧ありがとうございます。
事件事故についても情報あります。
【総領事館からのお知らせ:安全対策情報:2月】
―――――引用ここから―――――
平成29年2月9日(総17第02号)
在デンパサール日本国総領事館
1 治安情勢
テロ関連情報
1月中、ISILとの関連を疑われ
国外において摘発されたインドネシア人が
多数本国に送還される事案が発生しました。
また国内各地においても、
テロ容疑で多数の容疑者が逮捕されています。
テロはいつどこでも発生する可能性があります。
引き続き、最新の治安情勢等の関連情報を入手し、
日頃から危機管理意識を高く持つよう努め、
特にテロの標的となりやすい場所
(ナイトクラブなど多くの欧米人が集まる場所、
ショッピングモール等不特定多数が集まる場所、
政府・警察関係施設、宗教関連施設等)を訪れる際には、
周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら
速やかにその場を離れる等、
安全確保に十分注意を払ってください。
2 一般情勢
(1)デング熱
1月中旬、マレーシアにおいて、デング熱に感染した邦人が
その後死亡する事例が発生しました。
デング熱は通常、急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、
骨関節痛などの症状が見られますが、
デング熱患者の一部はまれに重症化して
デング出血熱やデングショック症候群を発症し,
早期に適切な治療が行われなければ死に至ることもあります。
当地においても、デング熱感染者数は引き続き多数報告されており、
流行が継続しているため注意が必要です。
デング熱には予防接種も予防薬もなく、
蚊に刺されないようにすることが
最善の予防方法ですので、防蚊対策を徹底し感染の予防に努めてください。
なお、仮にデング熱が疑われる症状が発生した場合には、
早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしてください。
(2)大雨・強風・高波の警報
最近の天候不順により、当地気象庁から
大雨・強風・高波の警報が発出されています。
海や山でのレジャーの際には天候の急変等に十分注意して下さい。
また,市街地・山間部においては、倒木・土砂崩れ・
洪水などの危険がありますので気を付けて下さい。
(3)麻薬・薬物への注意
バリ州各地において、引き続き、インドネシア人、外国人を問わず
麻薬・薬物関連の逮捕事案が続いています。
インドネシア当局は薬物違反事件の摘発を推進しており、
また、外国人に対しても死刑を含む重い判決を下すなど、
薬物犯罪に対し厳しい姿勢で臨んでいます。
麻薬・薬物には絶対に関与しないようにしてください。
また、薬物が蔓延しているような
危険な場所には近寄らないことをお奨めします。
3 邦人事件・事故関係
(1)水難事故
バリ州東部の海岸でサーフィンをしていた邦人男性が
波に飲まれて海底の岩場に頭を強く打ち、一時意識不明となる事故が発生しました。
男性は事故後、現場で救命措置を受け、最寄りの病院で速やかな処置を受けたことで、
想像以上に早く回復し、早期に帰国することが出来ました。
危険を伴うレジャーをされる際は、万一の場合に備え、
事故発生の際の通報先や至近の病院の所在地等を
事前に確認しておくことをお勧めします。
また、そのような事態に備え十分な補償の得られる
海外傷害保険等に加入しておくことを強くお勧めします。
(2)見せ金詐欺
邦人旅行者が、スーパーマーケットで買い物中、中東系の顔立ちの男性から
「日本に行くので日本のお金を見せて欲しい」等と話しかけられ、
実際に100ドル紙幣を渡され日本円への両替を依頼されたところ、
気が付いたら財布から一万円札1枚と10万ルピア札10枚がなくなっていた。
気安く話しかけてくる者に簡単に財布の中を見せたりしないよう注意が必要です。
4 その他
「安全の手引き」の改訂
当館ホームページに掲載の「安全の手引き」を
平成29年1月付けで改訂しました。
緊急事態への備えと対処要領についても説明していますので、
是非ご一読下さい。なお、pdf形式で掲載してありますので、
ダウンロードや印刷も容易に可能ですのでご利用ください。
http://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000091.html
以 上
在デンパサール日本国総領事館
Konsulat Jenderal Jepang di Denpasar
Jl.Raya Puputan No.170, Renon, Denpasar,
Bali, Indonesia
Tel: (+62)0361-227628
Fax: (+62)0361-265066
e-mail: denpasar@dp.mofa.go.jp
Web: http://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
開館時間 08:30~12:00、13:30~16:00
休館日 土・日、休日
―――――引用ここまで―――――
「安全の手引き」改訂版出たようで,
ご活用下さい。
水難事故,早めの回復良かったです。
頭打ってって,他の部位は無事だったのでしょうね。
意識不明では,体中やばいかもなのですが,
帰国されたのなら,大丈夫なのでしょう。
見せ金詐欺って,なんか状況が分かりませんが
盗られるか?と思うのですが,
その場になったらどうなるか…
怪しいとこには近づかない。
こちとら
夜は早寝なので,ほとんど影響なーし。
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
アザース
追伸
無料(※注あり)でセレブ旅行に行く方法
http://bit.ly/2kkGjB3
興味ありますか?
2017年2月13日月曜日
ちょっとうれしい話
Azaです。閲覧ありがとうございます。
タイトルのは,自分にとってではあったのですが,
書いてみます。
昨日からの指令で,塩を買いに行った。
スーパーや近くのお店(toko)でも売っているが,
バイクで30分ほど,バイパスをかっ飛ばして
(のろのろではなく,制限速度は?で)
行く,クサンバというところの塩である。
こちらではナンボか,名が通っており,
個人的にも非常に気にいっている。
「味たんない」「イマイチ旨くない」
という,ほとんど全ての料理,食べ物を
「お,これこれ」と,変えてくれる。
大袈裟なようで,自分にはまさに
ぴったり,日本に居た時には,
ソース,マヨネーズ,〇○の素
シーズニング,ドレッシング etc…を
フル活用していたのに,
ほとんど,この塩で済んでいる。
自炊で主食,野菜の塩炒め,の要であり
ありがたく,欠かせない存在だ。
で,かっ飛ばしてたどりついた
天日塩製造所。
まずは,おっかさんが,「無い」と一言。

ありゃ,折角来たのになーと,
茫然としていると,塩田に
天秤棒で汲んできた海水をひとまきした
Kapenが来てくれた。
状況を話してくれているが,
私にはちんぷんかんぷん。
インドネシア語まだ,さっぱりなのよ。
このところの天候不順でストックがない
と言ってる様子ではあるのだが。
確かに天日干し用の,ゴムマットを敷いた
乾燥台?にも多くはひろげられていない。
困った,がっかり顔をしていたのだろうを
気にかけ,今ある分だけでもと,
乾燥台にへばりついているのを
かき集め始めてくれた。

以前行った時の画像 今回はこれほど無かった
自分は電話通訳を友人に頼もうと
スマホ操作に忙しかったが,その間
黙々と塩をかき集めて,水切りを
してくれていた。
電話通訳を頼み,話が通じたからと
いって,塩が湧いてくるわけでもなかったが,
次回に繋がる話はできた。
Aさんいつもありがとうございます。
バリ歴20年の先輩は頼りになる。
顔見てから集めてくれた塩約3キロを
売ってもらったのだが,
いつもの価格でいいと言ってくれたのも
うれしかった。
この私が思わず,燃える商魂以上のモノを感じ
ちょっとプラスして
支払うくらい,うれしかった。
ありがとうね,Kapen。
また行くから,よろしくね。
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza
2017年2月10日金曜日
注意喚起 追伸あり
アザースです。閲覧ありがとうございます。
在デンパサール総領事館から
●外務省海外安全ホームページ
なりすましメールにご注意ください
とのメールが届きましたので,
以下引用します。参考にされてください。
今回は追伸もあり,
おっさん,泣きそう(-_-;)

―――――引用ここから――――――
バリ及びNTB・NTT州にお住まいの皆様へ
在デンパサール総領事館
最近、外務省海外安全ホームページの
「最新海外安全情報メールサービス」を装った
不審なメールが配信されているとの情報が
寄せられています。
不審なメールは,本文に
外務省海外安全ホームページを装った
リンクが貼り付けられており,
発信元がフリーメールアドレスとなっています。
外務省海外安全ホームページの
「最新海外安全情報メールサービス」は
平成28年12月31日をもって終了しております。
このような不審メールをはじめ
発信元や内容に心当たりのない
メールを受信された方々におかれましては、
リンクを決してクリックすることなく,
直ちにメールごと削除されるようお願いいたします。
===============================================
在デンパサール日本国総領事館
Konsulat Jenderal Jepang di Denpasar
Jl.Raya Puputan No.170,
Renon, Denpasar, Bali, Indonesia
Tel: (+62)0361-227628
Fax: (+62)0361-265066
e-mail: denpasar@dp.mofa.go.jp
Web: http://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp
/itprtop_ja/index.html
休館日:土・日、休日
開館時間:08:30~12:00、13:30~16:00
===============================================
―――――引用ここまで――――――
メールの注意喚起,総領事館からでるのですね?
いままでもあったんでしょうか,あまり記憶に
ないですが。
どっかのサイトに飛んで,架空請求とか,
データ抜き取りとかになるのでしょうか,
いただけませんね。即削除で。
この記事は読んでから,削除で(^^ゞ
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
アザース
追伸
約2か月ぶりに,家人が帰ってきた。
めでたく,ありがたいはずが,
どうも,うまが合わない。
留守中の家事,メンテがお気に召さないらしい。
はい,ごめんなさい。行き届かなくて。
ご機嫌戻りませんかね。
お互いストレスですよねー
こやつが,できるわけないでしょうに,
期待しないでねー
ご機嫌になれるようにしていきませんか?
そっちの方がよくね?
と,つぶやいてみる。
在デンパサール総領事館から
●外務省海外安全ホームページ
なりすましメールにご注意ください
とのメールが届きましたので,
以下引用します。参考にされてください。
今回は追伸もあり,
おっさん,泣きそう(-_-;)

―――――引用ここから――――――
バリ及びNTB・NTT州にお住まいの皆様へ
在デンパサール総領事館
最近、外務省海外安全ホームページの
「最新海外安全情報メールサービス」を装った
不審なメールが配信されているとの情報が
寄せられています。
不審なメールは,本文に
外務省海外安全ホームページを装った
リンクが貼り付けられており,
発信元がフリーメールアドレスとなっています。
外務省海外安全ホームページの
「最新海外安全情報メールサービス」は
平成28年12月31日をもって終了しております。
このような不審メールをはじめ
発信元や内容に心当たりのない
メールを受信された方々におかれましては、
リンクを決してクリックすることなく,
直ちにメールごと削除されるようお願いいたします。
===============================================
在デンパサール日本国総領事館
Konsulat Jenderal Jepang di Denpasar
Jl.Raya Puputan No.170,
Renon, Denpasar, Bali, Indonesia
Tel: (+62)0361-227628
Fax: (+62)0361-265066
e-mail: denpasar@dp.mofa.go.jp
Web: http://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp
/itprtop_ja/index.html
休館日:土・日、休日
開館時間:08:30~12:00、13:30~16:00
===============================================
―――――引用ここまで――――――
メールの注意喚起,総領事館からでるのですね?
いままでもあったんでしょうか,あまり記憶に
ないですが。
どっかのサイトに飛んで,架空請求とか,
データ抜き取りとかになるのでしょうか,
いただけませんね。即削除で。
この記事は読んでから,削除で(^^ゞ
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
アザース
追伸
約2か月ぶりに,家人が帰ってきた。
めでたく,ありがたいはずが,
どうも,うまが合わない。
留守中の家事,メンテがお気に召さないらしい。
はい,ごめんなさい。行き届かなくて。
ご機嫌戻りませんかね。
お互いストレスですよねー
こやつが,できるわけないでしょうに,
期待しないでねー
ご機嫌になれるようにしていきませんか?
そっちの方がよくね?
と,つぶやいてみる。
2017年2月2日木曜日
そこに愛はあるのか?
Azaです。閲覧ありがとうございます。
購読しているメルマガのタイトルが
今日のタイトルなので,つい読みまして
シェアするに至りました。
好きなんですよね,このフレーズ。
で,内容がちょっと日本人的には?
というものなのですが,
(日本人的には,と括る時点で
おいおいかもですが, )
自分がいた業界のことだし,
許すってこと,こう考えるのか?
なんて自分と違うんだろう,
で,「そこに愛はあるのか?」

―――――引用ここから―――――
伊勢です、
突然ですが、
「最愛の人を無残に殺害されたとして
その犯人を許すことができますか?」
想像したくもないことだと
思いますが、今日はその事についてです。
・・・・・・・・
去年末にマイケル・ムーアの
「世界侵略のすすめ」という映画を紹介しました。
面白いので、ぜひ、見て欲しいと
シェアしたところ、
たくさんの方が見てくださって
感想を下さいました。
そのときに、
みんながコメントをくれたら
ぼくの意見をシェアします。
と、言っていたのですが
2ヶ月も放置してしまいました。
なので、その映画の感想も含めて
シェアをしたいと思います。
ぼくが一番、印象に残っているのは、
ノルウェーの刑務所の話です。
強姦魔、殺人犯などの重犯罪者の刑務所が
取り上げられていたのですが
にわかには信じられない光景がそこにはありました。
独房は、一戸建てのようで
パソコンもテレビもキッチンもあります。
冷蔵庫もあるし、個室にトイレも浴室もある。
ゲーム機まであるし、DVDの貸出もある。
音楽を収録するスタジオまであります。
洗濯機もあるし、スーパーのような食料品店もある。
高級なペントハウスのような家です。
家の前には、大きな湖があります。
鍵を持っているのは本人だけで
夜中に鍵を閉められることもありません。
受刑者は、自由な服装でTシャツ短パン姿で
自転車をウイリーしながら乗っていました。
食事も美味しそうです。
キッチンには、ナイフや包丁が置いてありますが
殺人犯も自由に使えます。
115人の受刑者に対して
4名の看守です。
看守は銃をもっていません。
「話せばいいのよ」
と言っていました。
ここでは殴られることもありません。
昼間はのどかに日光浴を芝生の上でしています。
まったく罰されていません。
その様子をみてマイケル・ムーアは言います。
「アメリカの再犯率は世界で最も高い。
80%が5年以内に再犯する。
ノルウェーの再犯率は20%だ。
世界で最も低い。」
犯罪者にも選挙権があり
候補者が演説にきます。
この話を見てぼくが一番思ったこと。
それは、
「殺された人の家族の気持ちでした。」
ノルウェーには、死刑制度がありません。
罪を犯した人は、司法制度が裁き
判決が下り、紹介したような刑務所に入ります。
そして、何年か後には、社会復帰をします。
ひとりの家族が映画に登場します。
17歳の息子を殺された家族です。
54人の少女少年がサマーキャンプ中に
無差別な銃の乱射で殺された被害者の家族です。
殺される40分前に電話が息子からかかってきて
「パパ大変だ、誰かが銃を乱射している」
と言われたと言います。
それに対して、
「みんなと一緒に隠れなさい」
と、答えたと言います。
そんな彼にマイケルは質問します。
マイケル「息子が銃を持っていたらと思わない?」
家族「・・・泳げたら良かったのにと思う」
マイケル「泳いだ子は助かったからね」
マイケル「犯人を殺したいとは?」
家族「NO」
マイケル「チャンスがあっても」
家族「NOだ」
マイケル「息子の敵だ」
家族「NO、復讐は望まない」
マイケル「仇は討たない?」
家族「NO」
マイケル「息子の仇だ」
家族「・・・犯人と同じレベルに下りてこう言えと?
お前を殺す権利がある。そんな権利はないさ。」
マイケル「相手がクズでも」
家族「・・・最低のクズでも。私に殺す権利はない。OK?」
マイケル「凶悪なテロ事件後も司法制度は変わっていない
反テロ運動はしない?」
家族「NOだ」
マイケル「警官を武装させたいけどそれすら
煩わしいのかな?9.11後のような反応は?」
家族「・・・ちょっと言い方を変えよう。
この件では首相から国王ご一家まで
ノルウェー中の当局者もメディアもこう言った。
『ノルウェーを大切にしよう』
お互いを大事にしてきたように。
力を合わせ、心を開き
開かれた社会で民主主義と
言論の自由を高める。
収監しても物事はよくならない。
憎しみをますだけだ。」
・・・・・・
ノルウェーの実刑判決の最長は21年。
21年後には、どんな重犯罪者も
世に出てきます。
ノルウェーの殺人事件の発生率は
世界一の低さを誇ります。
・・・・・・
この話を聞いて、どう思いますか?
私が何より思ったのは
ノルウェーの司法制度や刑務所の実態に
ついてではなく、
「被害者の家族の気持ち」
についてでした。
自分だったら、大切な人を奪われて
こんな事を言えるだろうか?
と思いました。
自信がありません。
復讐をしたい、ぶっ殺してやりたい
それが、人間だと思います。
この家族の言葉は、人間の本能に反している
言葉だと思います。
でも、人間の本能は、寿命が短くて
食べ物がなくて、マンモスとかに追われていた
時代に身に付いたものです。
食べ物があれば、食う。
異性がいれば、子どもをつくって遺伝子を残す。
そういう時代に身に付いた本能です。
短期的な欲求がなければ生きられなかった
時代の名残です。
でも、現代はそうではないです。
寿命は伸び、食べるにも困らず
生存が脅かされない時代に生きていいます。
だから、本能に反する制度を持った結果
ノルウェーのような社会が実現しているとも
言えると思います。
もちろん、家族の人が本当のところ
どう思っているかは分かりません。
納得なんて到底、できないだろうし
殺される前の電話でのやり取りを悔いていないわけが
ないと思います。
その気持ちは、家族にしか分かりえません。
それでも、その家族はビデオカメラの前で
このように言ったのです。
この家族が言っていることは
綺麗事でしょうか?
この家族(父親)は
男らしくないのでしょうか?
父親は、息子を愛していなかったのでしょうか?
愛がなかったから
復讐をする気はないと
言えたのでしょうか?
そうは、思えません。
ぼくが映画を見て思ったのは、
ただ、画面の向こう側に
「深い悲しみを抱えて
それでも、憎しみの連鎖を
自分で止めようとしている人がいた」
ということだけです。
その事実を目の当たりにした、
というだけです。
ぼくはやっぱり、
多様性を受け入れ、
(受け入れるというのは
同化するのではなく
ただ、そういう考えもあるのだなと
認めることです)
そして、人の可能性を信じ、
自分の信じることを
押し付けるのではなく
ただ、ひとつのひとつの事実を
選択肢として提示して
「あとは、あなたが決めれば良い」
というスタンスで行きたいと
思います。
伊勢隆一郎
追伸:
去年の冬にノルウェーのオスロにいきました。
ノルウェー建築の歴史とか、
ノーベル平和賞の記念館とかを
見て回りました。
シーフードが本当に美味しかったなー。
クジラとトナカイも食べました。
ちなみに、クジラを食べているので保護団体から
色々言われるのは日本と同じですが、
ノルウェー国の見解は「無視。好きにさせろ」です(笑)
ちょっとしかいなかったけれど、すごく好きな場所です。
住んでも良いかもと思うくらい一目惚れしました。
シャイな国民性も日本人と似ているなと思いました。
トラムってわかりますか?路上を走る電車です。
一番驚いたのは、トラムに料金の支払いをチェックする
システムがないことです。
タダで乗ろうと思えば、誰でもタダで乗れる。
「そんなずるい人は、いないでしょう!
そこ疑うほうが、コストかかるし」
という信頼をベースにしているんです。
信頼を大事にする北欧ですが、有言実行というか
その在り方に迫力を感じて圧倒されました。
ちなみに、ぼくはフリーパスチケットを落としてしまい
チケットないのが見つかったらどうしようと
ビクビクしながら乗っていたのですが(笑)
ノーベル平和賞の記念館で、パスを落としたことに気づいて、
受付の前で、カバンをひっくり返して探していたら、
係の人が「落としたんだろ、いいから入れ」と入れてくれました。
人を信じるということが徹底しています。
その器に圧倒されました。
―――――引用ここまで―――――
出典:伊勢隆一郎【ビジマガ】
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?%20UserID=rcreative&MagazineID=1072&MoreItem=1
「許せない」「許せる」
「仇を討ちたい」「討ってはならない」
「息子を返せ」「死んで詫びろ」
「一生,罪を背負って苦しめ」…
自分はまだ,「仇だ,ぶっ殺す」です。
できるかは,ビビりなので… 思いは,です。
ただ,確かにこれでは,負の連鎖が続くでしょう,
知恵を蓄えた人間なら,やはり,
憎しみを越えて,「人間」社会を作っていく方が,
建設的なのかな?
あなたはどう思いますか?
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza
購読しているメルマガのタイトルが
今日のタイトルなので,つい読みまして
シェアするに至りました。
好きなんですよね,このフレーズ。
で,内容がちょっと日本人的には?
というものなのですが,
(日本人的には,と括る時点で
おいおいかもですが, )
自分がいた業界のことだし,
許すってこと,こう考えるのか?
なんて自分と違うんだろう,
で,「そこに愛はあるのか?」

―――――引用ここから―――――
伊勢です、
突然ですが、
「最愛の人を無残に殺害されたとして
その犯人を許すことができますか?」
想像したくもないことだと
思いますが、今日はその事についてです。
・・・・・・・・
去年末にマイケル・ムーアの
「世界侵略のすすめ」という映画を紹介しました。
面白いので、ぜひ、見て欲しいと
シェアしたところ、
たくさんの方が見てくださって
感想を下さいました。
そのときに、
みんながコメントをくれたら
ぼくの意見をシェアします。
と、言っていたのですが
2ヶ月も放置してしまいました。
なので、その映画の感想も含めて
シェアをしたいと思います。
ぼくが一番、印象に残っているのは、
ノルウェーの刑務所の話です。
強姦魔、殺人犯などの重犯罪者の刑務所が
取り上げられていたのですが
にわかには信じられない光景がそこにはありました。
独房は、一戸建てのようで
パソコンもテレビもキッチンもあります。
冷蔵庫もあるし、個室にトイレも浴室もある。
ゲーム機まであるし、DVDの貸出もある。
音楽を収録するスタジオまであります。
洗濯機もあるし、スーパーのような食料品店もある。
高級なペントハウスのような家です。
家の前には、大きな湖があります。
鍵を持っているのは本人だけで
夜中に鍵を閉められることもありません。
受刑者は、自由な服装でTシャツ短パン姿で
自転車をウイリーしながら乗っていました。
食事も美味しそうです。
キッチンには、ナイフや包丁が置いてありますが
殺人犯も自由に使えます。
115人の受刑者に対して
4名の看守です。
看守は銃をもっていません。
「話せばいいのよ」
と言っていました。
ここでは殴られることもありません。
昼間はのどかに日光浴を芝生の上でしています。
まったく罰されていません。
その様子をみてマイケル・ムーアは言います。
「アメリカの再犯率は世界で最も高い。
80%が5年以内に再犯する。
ノルウェーの再犯率は20%だ。
世界で最も低い。」
犯罪者にも選挙権があり
候補者が演説にきます。
この話を見てぼくが一番思ったこと。
それは、
「殺された人の家族の気持ちでした。」
ノルウェーには、死刑制度がありません。
罪を犯した人は、司法制度が裁き
判決が下り、紹介したような刑務所に入ります。
そして、何年か後には、社会復帰をします。
ひとりの家族が映画に登場します。
17歳の息子を殺された家族です。
54人の少女少年がサマーキャンプ中に
無差別な銃の乱射で殺された被害者の家族です。
殺される40分前に電話が息子からかかってきて
「パパ大変だ、誰かが銃を乱射している」
と言われたと言います。
それに対して、
「みんなと一緒に隠れなさい」
と、答えたと言います。
そんな彼にマイケルは質問します。
マイケル「息子が銃を持っていたらと思わない?」
家族「・・・泳げたら良かったのにと思う」
マイケル「泳いだ子は助かったからね」
マイケル「犯人を殺したいとは?」
家族「NO」
マイケル「チャンスがあっても」
家族「NOだ」
マイケル「息子の敵だ」
家族「NO、復讐は望まない」
マイケル「仇は討たない?」
家族「NO」
マイケル「息子の仇だ」
家族「・・・犯人と同じレベルに下りてこう言えと?
お前を殺す権利がある。そんな権利はないさ。」
マイケル「相手がクズでも」
家族「・・・最低のクズでも。私に殺す権利はない。OK?」
マイケル「凶悪なテロ事件後も司法制度は変わっていない
反テロ運動はしない?」
家族「NOだ」
マイケル「警官を武装させたいけどそれすら
煩わしいのかな?9.11後のような反応は?」
家族「・・・ちょっと言い方を変えよう。
この件では首相から国王ご一家まで
ノルウェー中の当局者もメディアもこう言った。
『ノルウェーを大切にしよう』
お互いを大事にしてきたように。
力を合わせ、心を開き
開かれた社会で民主主義と
言論の自由を高める。
収監しても物事はよくならない。
憎しみをますだけだ。」
・・・・・・
ノルウェーの実刑判決の最長は21年。
21年後には、どんな重犯罪者も
世に出てきます。
ノルウェーの殺人事件の発生率は
世界一の低さを誇ります。
・・・・・・
この話を聞いて、どう思いますか?
私が何より思ったのは
ノルウェーの司法制度や刑務所の実態に
ついてではなく、
「被害者の家族の気持ち」
についてでした。
自分だったら、大切な人を奪われて
こんな事を言えるだろうか?
と思いました。
自信がありません。
復讐をしたい、ぶっ殺してやりたい
それが、人間だと思います。
この家族の言葉は、人間の本能に反している
言葉だと思います。
でも、人間の本能は、寿命が短くて
食べ物がなくて、マンモスとかに追われていた
時代に身に付いたものです。
食べ物があれば、食う。
異性がいれば、子どもをつくって遺伝子を残す。
そういう時代に身に付いた本能です。
短期的な欲求がなければ生きられなかった
時代の名残です。
でも、現代はそうではないです。
寿命は伸び、食べるにも困らず
生存が脅かされない時代に生きていいます。
だから、本能に反する制度を持った結果
ノルウェーのような社会が実現しているとも
言えると思います。
もちろん、家族の人が本当のところ
どう思っているかは分かりません。
納得なんて到底、できないだろうし
殺される前の電話でのやり取りを悔いていないわけが
ないと思います。
その気持ちは、家族にしか分かりえません。
それでも、その家族はビデオカメラの前で
このように言ったのです。
この家族が言っていることは
綺麗事でしょうか?
この家族(父親)は
男らしくないのでしょうか?
父親は、息子を愛していなかったのでしょうか?
愛がなかったから
復讐をする気はないと
言えたのでしょうか?
そうは、思えません。
ぼくが映画を見て思ったのは、
ただ、画面の向こう側に
「深い悲しみを抱えて
それでも、憎しみの連鎖を
自分で止めようとしている人がいた」
ということだけです。
その事実を目の当たりにした、
というだけです。
ぼくはやっぱり、
多様性を受け入れ、
(受け入れるというのは
同化するのではなく
ただ、そういう考えもあるのだなと
認めることです)
そして、人の可能性を信じ、
自分の信じることを
押し付けるのではなく
ただ、ひとつのひとつの事実を
選択肢として提示して
「あとは、あなたが決めれば良い」
というスタンスで行きたいと
思います。
伊勢隆一郎
追伸:
去年の冬にノルウェーのオスロにいきました。
ノルウェー建築の歴史とか、
ノーベル平和賞の記念館とかを
見て回りました。
シーフードが本当に美味しかったなー。
クジラとトナカイも食べました。
ちなみに、クジラを食べているので保護団体から
色々言われるのは日本と同じですが、
ノルウェー国の見解は「無視。好きにさせろ」です(笑)
ちょっとしかいなかったけれど、すごく好きな場所です。
住んでも良いかもと思うくらい一目惚れしました。
シャイな国民性も日本人と似ているなと思いました。
トラムってわかりますか?路上を走る電車です。
一番驚いたのは、トラムに料金の支払いをチェックする
システムがないことです。
タダで乗ろうと思えば、誰でもタダで乗れる。
「そんなずるい人は、いないでしょう!
そこ疑うほうが、コストかかるし」
という信頼をベースにしているんです。
信頼を大事にする北欧ですが、有言実行というか
その在り方に迫力を感じて圧倒されました。
ちなみに、ぼくはフリーパスチケットを落としてしまい
チケットないのが見つかったらどうしようと
ビクビクしながら乗っていたのですが(笑)
ノーベル平和賞の記念館で、パスを落としたことに気づいて、
受付の前で、カバンをひっくり返して探していたら、
係の人が「落としたんだろ、いいから入れ」と入れてくれました。
人を信じるということが徹底しています。
その器に圧倒されました。
―――――引用ここまで―――――
出典:伊勢隆一郎【ビジマガ】
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?%20UserID=rcreative&MagazineID=1072&MoreItem=1
「許せない」「許せる」
「仇を討ちたい」「討ってはならない」
「息子を返せ」「死んで詫びろ」
「一生,罪を背負って苦しめ」…
自分はまだ,「仇だ,ぶっ殺す」です。
できるかは,ビビりなので… 思いは,です。
ただ,確かにこれでは,負の連鎖が続くでしょう,
知恵を蓄えた人間なら,やはり,
憎しみを越えて,「人間」社会を作っていく方が,
建設的なのかな?
あなたはどう思いますか?
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza
2017年2月1日水曜日
村の鍛冶屋
先週の誕生日の日,先輩移住者に紹介してもらい,
行って来ました,村の鍛冶屋
あなたのイメージってどんなですか?鍛冶屋。
日本では仕事で用度係をして,ちょこっと修理
なんてのもしてた時有りましたが,
プライベートでも,頼む必要が無かったので
とんと縁がなかった鍛冶屋さん。
日本に居たら,そうそう行かないのでは?
ですけれど,
必要が生じたのです。
壊れたのですよ,以前付けてもらった
包丁の柄が
ポロっと。

どんな村はずれの,ぽつーんとしたところの,
仙人のようなおじいさんが…
と勝手なイメージで行ったのですが,
村の中心ではないものの,周りに住宅がある中の
周りとそう変わらない一軒,え,もう着いたの?
敷地は広めでスペースは多めなのですが,
進むと有りました。炉!
ふいごがあるわけですよ,手押しの!
炉のイメージはまんま,ちょいと興奮モノです。
おじいさんと言えば,そんな感じのオジサン登場
慣れたもんです。サイズを確認し,
柄に刺す部分(なかご,と言うそうな)が折れて短くなったので,
刃をカットして,ちょっと切り出す説明を
先輩にしてもらい,いざ作業
工程は
1 先輩絶賛の刃のなかごの部分(良い刃だそうな,確か
に切れ味は抜群!)をサンダーで加工し,
2 口金の部分を何やらパイプから切り出し
柄に合うサイズに調整,
3 なかごの入る穴を柄に開けていく。
ここで満を持して「炉」が登場!

鉄ヤスリの柄のところを熱し
木の柄にぶっさして焼いて,なかごの入る穴を開けていく。
4 柄の長さ,形調整

5 口金,なかごをハメて,削りくずをねじ込み
刃をがっちりセット。
6 サンダーで木の柄のバリ取りで,仕上げ。
てな具合を20分ほどで,ちゃっちゃとやってくれました。
預けてまた来なきゃと思っていたので,
大助かり。
お代は50,000ルピア(600円弱)
プロの技でこれなら,いいんでないかな,
それほどぼられた感はないし,
柄が戻ってくれて大助かり。
そうそう頻繁に包丁の修理があるとは思えませんが,
これだけの手慣れとスピードは,
同じような作りの
こちらの手鎌が,新品買って
3振りすると,スポッと抜けて
「鍛冶屋さん,おねがーい!」
(自分も経験済み,当時のはそのままで
別のを購入)
が,頻発するからなのでしょう(>_<)
ま,直って柄がついて,感謝感謝です。
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
アザース
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