先週の誕生日の日,先輩移住者に紹介してもらい,
行って来ました,村の鍛冶屋
あなたのイメージってどんなですか?鍛冶屋。
日本では仕事で用度係をして,ちょこっと修理
なんてのもしてた時有りましたが,
プライベートでも,頼む必要が無かったので
とんと縁がなかった鍛冶屋さん。
日本に居たら,そうそう行かないのでは?
ですけれど,
必要が生じたのです。
壊れたのですよ,以前付けてもらった
包丁の柄が
ポロっと。

どんな村はずれの,ぽつーんとしたところの,
仙人のようなおじいさんが…
と勝手なイメージで行ったのですが,
村の中心ではないものの,周りに住宅がある中の
周りとそう変わらない一軒,え,もう着いたの?
敷地は広めでスペースは多めなのですが,
進むと有りました。炉!
ふいごがあるわけですよ,手押しの!
炉のイメージはまんま,ちょいと興奮モノです。
おじいさんと言えば,そんな感じのオジサン登場
慣れたもんです。サイズを確認し,
柄に刺す部分(なかご,と言うそうな)が折れて短くなったので,
刃をカットして,ちょっと切り出す説明を
先輩にしてもらい,いざ作業
工程は
1 先輩絶賛の刃のなかごの部分(良い刃だそうな,確か
に切れ味は抜群!)をサンダーで加工し,
2 口金の部分を何やらパイプから切り出し
柄に合うサイズに調整,
3 なかごの入る穴を柄に開けていく。
ここで満を持して「炉」が登場!

鉄ヤスリの柄のところを熱し
木の柄にぶっさして焼いて,なかごの入る穴を開けていく。
4 柄の長さ,形調整

5 口金,なかごをハメて,削りくずをねじ込み
刃をがっちりセット。
6 サンダーで木の柄のバリ取りで,仕上げ。
てな具合を20分ほどで,ちゃっちゃとやってくれました。
預けてまた来なきゃと思っていたので,
大助かり。
お代は50,000ルピア(600円弱)
プロの技でこれなら,いいんでないかな,
それほどぼられた感はないし,
柄が戻ってくれて大助かり。
そうそう頻繁に包丁の修理があるとは思えませんが,
これだけの手慣れとスピードは,
同じような作りの
こちらの手鎌が,新品買って
3振りすると,スポッと抜けて
「鍛冶屋さん,おねがーい!」
(自分も経験済み,当時のはそのままで
別のを購入)
が,頻発するからなのでしょう(>_<)
ま,直って柄がついて,感謝感謝です。
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
アザース
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