Azaです。閲覧ありがとうございます。
夏休み真っ盛りでしょうか?
大使館からお知らせです。
参考まで。
――――転載ここから―――
アジア・大洋州におけるデング熱の流行
平成28年8月4日
在フィリピン日本国大使館
このたび,外務省から広域渡航情報
「アジア・大洋州におけるデング熱の流行」が
発出されました。詳細は,以下をご確認ください。
●アジア・大洋州におけるデング熱の流行
(感染が疑われる場合には、早期に
医療機関を受診してください。)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/
pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C211
1 7月21日、新潟県において
フィリピンから帰国した女性が
デング出血熱を発症し、死亡する事例が発生しました。
デング熱は、フィリピンに限らず、
アジア・大洋州地域をはじめ
世界中の熱帯・亜熱帯地域で広く発生が見られます。
2 デング熱は通常、急激な発熱で発症し、
発疹、頭痛、骨関節痛などの症状が見られますが、
デング熱患者の一部は重症化して
デング出血熱やデングショック症候群を
発症することがあります。
デング熱等の蚊が媒介する感染症については、
蚊に刺されないよう予防措置をとるとともに、
万が一発症した場合には、
早期に医療機関を受診し、
適切な治療を受けることが重要となります。
3 つきましては、
フィリピンに滞在している方、また、
流行国・地域への渡航・滞在を予定している方は、
以下4(4)を参考に、
蚊に刺されないような予防措置に努めてください。
デング熱が疑われる症状が発生した場合には、
早期に医療機関を受診し、
適切な治療を受けるようにしてください。
渡航・滞在先での医療機関情報は、
末尾に記載している現地日本国大使館・
総領事館ホームページや、在外公館医務官情報を
ご参照ください。
また、帰国時又は帰国後に
発熱等体調の異常がある場合や
渡航先で医療機関を受診するなど
体調に不安がある場合には、
空港等の検疫所にご相談いただくか、
近くの医療機関を受診し、
海外への渡航歴を告げてください。
4 デング熱について
(1)感染源
デング熱はデングウイルス
(フラビウイルス属で1~4型まである)を持つ蚊
(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等)に
刺されることで感染します。
感染は必ず蚊が媒介し、
人から人への直接感染はありません。
一度かかると免疫ができますが、
異なった型のデングウイルスに感染した場合は
再発症します。デング熱を媒介する蚊の活動時間は、
マラリアを媒介するハマダラカと異なり、
夜明け少し前から日暮れまでの間
(特に朝と夕方)です。
ただし室内にいる蚊は、
夜間でも刺すことがあるので
注意する必要があります。
(2)症状
デングウイルスを保有した蚊に
刺されて感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は、
通常3~7日です。
症状は、急激な発熱(38~40度)に始まり、
頭痛(一般的に目の奥(眼窩)の痛み)、
関節痛、筋肉痛、倦怠感を伴います。
発熱は3~5日間継続し、
解熱とともに痒みを伴ったハシカ様の発疹が、
熱の下がる頃に胸部や四肢に
広がることがあります。
また、食欲不振、全身倦怠感は1~2週間続き、
血小板が減少した例では、
鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多を
見ることもあります。
通常、これらのデング熱の症状は
1~2週間で快復し、後遺症を伴うことは
ほとんどありません。
デングウイルスに感染しても
症状の出現しない例(不顕性感染)も
多いようですが、その頻度については不明です。
(3)治療方法
デング熱には特効薬がなく、
一般に対症療法が行われます。
特別な治療を行わなくても重症に至らない場合が多く、
死亡率は1パーセント以下であると言われています。
ただし、時折デング出血熱という
重篤な病気に至ることがあります。
デング出血熱は、口や鼻等の粘膜からの出血を伴い、
死亡率の低いデング熱と異なり、
通常でも10パーセント前後、
適切な手当てがなされない場合には、
40~50パーセントが死亡すると言われています。
デング出血熱は発熱して2~7日後に
発症することが多いようですが、
デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは
事前に予測ができません
(大人よりも小児に多発する傾向があります)。
発熱が3日以上続いた場合は、
医療機関への受診をお勧めします。
また、デング熱感染が疑われる場合には、
鎮痛解熱剤にはアセトアミノフェンを使用し、
アスピリン系の使用は避けてください。
(4)予防方法
デング熱には予防接種も予防薬もなく、
蚊に刺されないようにすることが
唯一の予防方法です。
デング熱発生地域に旅行を予定されている方は、
デング熱を媒介するネッタイシマカ、
ヒトスジシマカ等が古タイヤの溝などの
わずかな水たまりで繁殖するため
都市部でも多くみられることを念頭に置き、
次の点に十分注意の上、
感染の予防に努めてください。
●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの
着用により肌の露出を少なくし、
肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を
2~3時間おきに塗布する。
●室内においても、電気蚊取り器、
蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
●規則正しい生活と十分な睡眠、
栄養をとることで抵抗力をつける。
●突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、
発疹等が現れた場合には、
デング熱を疑って、
直ちに専門医師の診断を受ける。
●なお、蚊の繁殖を防ぐために、
タイヤ、バケツ、おもちゃ、ペットの餌皿等を
屋外放置しない、植木の水受け等には
砂を入れるなどの対策をとる。
5 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
海外渡航前には万一に備え、
家族や友人、職場等に日程や渡航先での
連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え
必ず在留届を提出してください
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/
todoke/zairyu/index.html )。
また、3か月未満の旅行や出張などの際には、
海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「
たびレジ」に登録してください
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# )。
○参考情報:
厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「デング熱」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html
国立感染症研究所 「デング熱」
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue.html
在外公館医務官情報(フィリピン):
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/phili.html
以 上
[在フィリピン日本国大使館]
【メールアドレス】ryoji@ma.mofa.go.jp
【HP】http://www.ph.emb-japan.go.jp/
index_japanese_version.htm
【領事窓口申請受付時間(査証申請を除く)】
月~金曜 08:40-12:00 及び13:30-16:30
――――転載ここまで――――
「植木の水受け等には
砂を入れる」
磨いた10円玉は,
銅の効果でボウフラ沸かないと,
あったのですが,「砂」での
やり方効能は調べきれませんでした。
どなたか理由見つけられましたか?
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza
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