Azaです。閲覧ありがとうございます。
チエミ先生の英語
いきます。
――――引用ここから―――
わざわざ難しくしないでね^^
Will you take this message to Dr. Johnes?
いきなりですが。。。。ある生徒さんから、
この文章について質問を受けました。
ラジオ基礎英語で出てきたそうです。
日本語訳に行く前に、ぜひ一度、ご自分で、
日本語にしたらどうなるか?を
考えてみてください。
背景としては、特に細かい設定はないようです。
この、セリーヌは、このあと、Sure, Chief.
と答えています。
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このラジオ講座での訳は、
【セリーヌ、このメッセージを
ジョーンズ博士の所に
持って行ってもらえるかい?】
ではちょっと考えて見ましょう。
なぜ私がこの文章に引っかかっているかというと、
まず、今どき、どこのどういう人が
“----してもらえるかい?” という
日本語を使うでしょう?
私のレッスンを受けていただいている方ならもう、
なんとなく、これから私が言いたいことは
お分かりいただけると思います^^。
わたしたちは、もう知っていますよねー(笑)、
脳はプログラミングしだいで
洗脳と爆走をしてしまうんでしたよね^^。
ということは、ここでこのwillと、
誰も使わない---かい?をつなげる回路を作ることは
あまり意味がないのです。
確かに、日本語というのは、
とてもあいまいなルールでできているかと思いきや、
尊敬語や謙譲語のルールはきちっとあり、
とても悩ましい言語です。
だがらといって、---かい?と
訳さなくても。。。。
そして、この内容は、この人が、
セリーヌさんに、何かを頼んでますよね。
頼むとき=Will という回路を作ってしまうことは
あまり良いことではありません。
頼むときはやはり、カフェでコーヒーを頼む、
ドアを閉めて、と頼む。
この一貫性をもってCan (Could)ーーplease という
回路にしておくほうが使えるからです。
では、なぜここで、このひとは
Will--?といっているのでしょうか?
答えからちょっと考えて見ましょう。
テキストではSure, Chief と答えていますが、
Yes, I will take it to him. が
原則に従った答えでしたね。
will は、これから先のことに対して
「やるかやらないか?いう意味ではやるよ」
という感覚です。
(これをよく、will=意思だから、
意思が強いんですよね。と
理解しがちですが、強さ、弱さ、という感覚は
入れないほうがよいでしょう)
ということは、この話し手は
「セリーヌさん、やってくれるよね?」
という気持ちをこめて、
Yes, I will take it to him.と答えを期待して、
このように言っているということです。
もしこれが、
Can you take this message to Dr. Johnes?
だったら、想像できる答えは、Yes,I can.ですね。
ただ、Yes,I can....but I won't.....ということもありえるわけです。
ということは、この話し手の意図としては
「セリーヌさん、この状況で、このメッセージをDr. Johnesに
届けないといけないことは君も分かってるよね。
だからやってくれるよね」と言いたい訳です。
Can--?と頼むよりも一歩踏み込んでしまっていますね。
仮に、「コーヒーくれるかい?」と
カフェで注文する人がいたとしましょう
(なかなかいなそうですが。。。。)
Will I have a coffee ?
んー、変ですよねー。自分の意思は
どうなのかと相手に聞いてしまっている。
Will you give me a coffee?
これも、変ですね。カフェだから、もちろん、
あなたには売らないよ。と
いわれることはないのですが、
「注文=頼む」話し方ではないわけですね。
余計な回路を作る必要はないのです。
日本語をベースに英語を考えるために、
英語まで難しい言語と思いがちですが、
多くの生徒さんが、レッスン後、
「英語って実はこんなに分かりやすいんですね」とおっしゃいます。
それを、難しくしてしまっているのが、
N●K のとっても頭の良い方々です(汗)きっと。
12月21日の週、1週間クリスマス休暇をいただきます。
リフレッシュして、また皆さんと
お会いできるのを楽しみにしております。
(28、29、30日は通常レッスンです。
2016年は1/4(月)からスタートです。)
みなさまも、美味しいものをいっぱい食べて、
好きな人といっぱい会って、
楽しい年末をお過ごしください。
Wish you a very happy festive season.
――――引用ここまで――――
チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/
日本人の学習者の回路の癖
に注目し,分析。
回路は少なくてもよい,との見解。
覚えるのが少ないのはありがたい。
タイトル通り難しくしないで!
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza
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