2016年7月31日日曜日

英語のプログラミング

Azaです。閲覧ありがとうございます。

都知事選そうきましたかー
さて,どうしたものか
多数決で決まるのが現状
果たしてそれでよい?


チエミ先生の英語
行きます。
――――引用ここから―――
目からうろこ☆
あなたの脳が英語を
どうプログラミングしているか

先日、ショッピングモールで
来年のカレンダーやさんを見つけ
(季節限定ショップがたくさんあります.)、

もう夏は終わったのね。と
ちょっと残念な気持ちになりました。
(ジョニーデップとか、ヒュージャックマンのカレンダーは
一応全部めくってチェックしてきましたが^^)。

さて、本日のタイトル
【目からうろこ☆あなたの脳が
どのように英語をプログラミングしているか】で
ございます。

実に多くの生徒さん
(特に、これまで長年英会話を習ってきても
なかなか上達ができないと感じておられた方々)が、

私のレッスンで“目からうろこが落ちました!”と
言ってくださいます。

日本語ってすごいですね^^。
目にうろこができてしまうんです。

あー、そうだったのかー”、“なるほどー”、
“今やっとわかったー” という情報が脳に送られると、
目についていたうろこが
取れたようなすっきり感があるんですね。
やはり魚の国!


イギリス人だったら何と言うんでしょう。。。
目からチーズが落ちる?←ウソ
(英語ではこのような比喩的表現は
おそらくないと思います^^)

私は、【大人になってから
脳が外国語を習得する過程】に
とても興味があります。

そこを理解することで、
ではどうしたらよいか。と
言う方法が見えてくるからです。

しかし、逆にここを見逃すと、何年間も

1)英作文(日→英)をずっとやっている。
2)発音を一度も習ったことがない。

3)フレーズを習っている。
4)文法を習っている。

5)テキストにしたがってやっている。

のような、かつて私たちが
学校の英語の授業で習った方法を
繰り返してしまいます。

まずは、私たちは
中高6年間英語の授業をやってきて、
話せるようにならなかった。

ことを自覚して、
決してそこに戻ってしまっては
いけないと思います。

これはちょっとした実験でもあります。

これをやってみると、
ご自分の頭の中で
どのような情報処理をしているかが
よくわかります。

わたしのレッスンを
受けていただいてる皆さんは
もうおなじみですね^^。

まず、この画像をご覧ください。
(注:画像は下のリンクから
お進みいただき,確認お願いします。)

 この人が今、あなたの目の前を歩いているとしましょう。
(止まっているのではなく、歩いている。
と言うイメージにしてください)

では、その状況を英語で言ってみましょう。
(それを聞いた人が
この写真をイメージできればよいと言うことです。
細かいこと
(ヘルメットとかタトゥーとか細かいことは
おいときましょう。

さあ、いかがでしょう。

 次に、ご自分が思いついた文章を
グーグル(イメージ、画像)で検索してみてください。


たいだい、似たような絵や
写真が出てきたら正解です。
ヒント;ほとんどの日本人が知っている動詞を
使います^^


わたしはこのような絵や写真を
レッスンで使いますが、
絶大な効果があります。

1)「日本語」からではなく
「目で見た状況」から英語に結びつけると言う
情報処理システムをつくる。

日→英の英作文は
英会話を習得する際の大きな弊害となります。

なぜなら、その「日本語」と言う
「言葉」を聞かないと、
必要な英単語を呼び出せないような
プログラミングをしてしまうからです。

このプログラミングが必要なのは、
1年に一回趣味で海外に行く際に
少し話してみたい方や、
同時通訳をやられる方ではないでしょうか。


3)「知っている単語」を
「使えるように」する。

多くの方が「ボキャブラリーが少ない」と
悩まれますが、決してそうではありません。

逆に日常会話では、
一度も聞いたことがない単語が出てくるほうが稀です。

ということは、

学校で常に「日本語訳対英語」という
プログラミングを作ってきたため、
「目で見た状況、匂いや味などの感覚、感情」と
英単語は全く紐付けられていません。
これが、「すぐに英語が出てこない」大きな原因です。


3)日本語の発想から英語の発想へのシフト。
これは長年無意識にもっている概念の
違いでもあります。

この写真をぱっと見たときに、
まず、腕のタトゥーやヘルメットに
視点が無意識にいった方も多いのではないでしょうか?

(わたしは、なんて素敵な笑顔のお兄さん。と
まず思いましたが、これはまた違った問題です(汗)。

日本語の概念で物事を観察する私たち日本人は、
視覚的情報を与えられたとき、
まずは細部に視点を持って行く。のです。

これが日本語のルールに従った
最良の情報処理だからです。

これを、英語ネイティブに、聞いてみると、
間違いなく、「男か女かよく見た」と
言うと思います。


次に細部に視点が移っていきます。
英語を処理する順番とおなじです。

なぜなら、
英語は誰が?何が?がわからないと、
始まらないのです。


この写真を日本語で描写すると、
「腕にタトゥーをして 
ヘルメットをかぶった 男の人が 

肩に 木を背負っている
(担いでいる、持っている)」と
多くの方はおっしゃると思います。

では英語になると、
「男の人が(どんな人?
腕にタトゥーをして 
ヘルメットをかぶっている)
 
担いでいる(持っている)木を、
肩に」の順番になると言うことです。

(今文章が長くなるので、
タトゥーとヘルメットは気にしなくてよいです。)

日本語の概念で言葉を発すると言うことは、
このような情景を見たときに、
細かい部分→大まかな部分の順番に
視覚情報が送られます。

しかし、この順番で情報処理が行われると、
英語にするときに混乱します。


これは実際に、
日本語を母国語とする人と
英語ネイティブが同じ画像を見たときに、
視点をどのような順番に動かしてゆくか。
と言う実験結果に基づいたものです。

ずいぶん昔に、夫に指摘をされ、
いろいろ自分でも調べてみました。

これはなかなか面白い発見でした。

無意識に、ぱっと同じ絵や写真を見せられたときに、
無意識でで行われる視点の置き方が
日本人と英語スピーカーでは
全く異なると言うことです。

英語は常に「誰がどうしたの」
「何がどうなの」という
結論から言うようにできています。

日本語は、細かい部分、
「昨日、妹と、東京に、靴を 
買いに行った。」のように、
細部から始まります。

このように概念的に英語と日本語は
かけ離れているため、
英語の習得には工夫が必要なわけです。


英語を話せるように、聞けるようになると言うことは、
「脳の情報処理システムを
日本語から英語にプログラミングしなおす」と言っても
過言ではありません。

さらに、この実験で面白いのは、
私が英語で正解を言ってしまったら、
みなさん、口をそろえて、
“あー、そうですよね~”とおっしゃいます^^。

その英語からは、
この写真のイメージを
すぐにできるのです。

英語→イメージの回路はよくできていますが、
イメージ→英語の回路はとても弱い。
と言うことです。

この処理を1つの回路で行っていると言う
錯覚のもとで作られたのが、
学校の英語教育ですが、
これは2つの違う回路でプログラミングされている。

ことを自覚することは
大人の脳が英語を習得する為には
不可欠です。

ただ、なぜこういうことが起こるかと言うと、
やはり、英語に囲まれた環境で生活をしていないため、
このような情景を見たときに、
すぐに英語で言う機会がないため、
ある意味、致し方ないことです。

と言うことで、
意図的にこの弱いほうの回路を
強化する必要があります。

いかがでしたでしょうか?

ご自分の脳がどのようなプログラミングで
英語を処理されているかなんとなく
お分かりいただけたでしょうか?

あ、目からうろこが落ちたかも!という感覚を
持っていただけたら、うれしい限りです^^。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

の中の
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/
archives/2015-10-11.html

で,画像はチェック願います。

うーんさすが,チエミ先生

日本語は細部から,
英語は結論から…

その自覚から
ですね。

質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月29日金曜日

英語の感覚、日本語の感覚

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。

――――引用ここから―――
前回のつづき
☆英語の感覚、日本語の感覚


前回は長いうんちく(笑)を
読んでいただいてありがとうございました。


ちょっとだけ続きがあります。

“主語+動詞”がないと文章にならない英語
(会話でも、書くときでも)とその辺が
実にあいまいな日本語の
感覚的、概念的違いをご紹介しました。


先日、ある生徒さんとの会話で、
(もうご飯食べたんですか?のような会話で)


1)“うち、ごはん、はやいんですよー” という話が
ありました。自然な日本語会話ですね^^

正確に言うと
“うちでは、ご飯を早く食べるんですよ” と
言うことですが、これでも、


英語の概念から言うとまだしっくりきません。


正解には、“うちでは、(家族みな)
ご飯を食べる時間がはやい” と
言うことを言いたいわけです。


このように1)のような自然な日本語を
英語にするのは実はとても大変です。


なぜなら、日本語が構造的にあいまいだからです。


1)の文章も、ほとんどただ
単語が並んでいるだけです。
主語も動詞もありません。


英語で話すときは、
一瞬頭に浮かんだ日本語の文章をいったん、

【誰が何をする(した、しようとしてる)の?】
【何がどうなの?】の構造に



一瞬にして追きかえられるか
ということが不可欠です。


それが、日本人にとっては、
英語にする前に、本来の母国語では言わない、
主語や目的語、はたまた、
接続詞にいたるまでを作り出す作業から始まります。

“主語”の役割や重要性は前回書きました。
I love you.
は発し手がI,受け手がyouです。


これは2人でキャッチボールをしているのと一緒です。
【私が、ボールをあなたに投げるよ。】が
はっきりしています。



日本語は、【どっからボールが飛んでくるか
わかんないけど、自分のものだと思ったら受けてね】
です。



英語のルールに従うと、
やはり、投げ手と受け手は
いつもクリアにしなければいけません。


How are you? と言う問いに関して、
日本人の感覚では、ただ、Fine と答えてしまいます。


もちろん、カジュアルな状態、
よく知っている人同士では全く問題ありませんが、
英語の概念やルールを身につけようとしている私たちは、
ちょっと意識したほうがよいのです。


投げ手はYou=あなたに投げるよ と
言ってるので、受けても 
I=はーい、私が受け取るよ。と
表示してあげたいのです。


何気なく交わされるあいさつでも、
英語はきちんとボールの方向(会話の方向)を
あらわします。


あなたにボールを投げてるよ。と
きちんと明示するのが正義でもあります。

Hi、Mike!
Good morning ,Leo
Take care ,Lisa
。。。のように、
相手の名前を最後に言うのが普通です。


大人になってからの英語習得は、
このような日本語と英語をギャップを
意識したほうが、


そのギャップの埋め方を
論理的に考えることができるので、
効果的だと思っています^^。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

あいさつでも最後に
相手の名前を言う

声を掛けられたら
相手はどうかも
聞き返す…

やれたないのです。はい
そこからですねー


質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月28日木曜日

I love you.のワケ

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。

――――引用ここから―――

さて、本日のテーマは l love you. 
といっても愛について語ろう
というものではありません^^。

英語と日本語はとても違うでき方をしていること
は常々レッスンでもお話しています。

大人の脳は、その違いをはっきりと
認識したほうがすっきりと
前に進めると思っています。


英語と日本語の一番の違いは、
“主語と動詞”を使い
常に文章を組み立てるか。

ということです。特に会話において。

日本滞在中、親戚のおばさんが
子供たちにお小遣いを渡そうとしたとき、
おばさんは「裸でごめんねー」といって
千円札を渡してくれました。

すると、子どもたちは目をパッチリさせて、
おばさんを舐めるように見るわけです。

そう、裸なのは
おばさんではなく、
お金です。


主語を言わなければ
文章にならない英語のなかで
生活していると、

主語がない日本語は
いかようにも
解釈できてしまいます。


これは、昨今よく聞く
【自己肯定/自己否定】と
大きく関わっているような気がします。

日本では若者(子ども)の自殺が、
他の先進国に比べて
ダントツに多いと聞きます。
子を持つ親として、
【なぜ日本は子どもを
自殺させてしまうのか】を
考えさせられます。

ここには【日本語の特性】が
関わっているようにも思います。

子どもたちが学校に行くとき、
寝るとき、夫婦間でも、
子どもが大きくなった親子間でも
英語では
“I love you.” が交わされます。
これは、何か特定の行動をした後に
発せられるわけではないわけで、
何もしなくても、I love you.なのです。

これに匹敵する日本語は。。。。。
私の考えられる限りではありません。
そのまま訳せば、
“わたしはあなたを愛してます”に
なりますが、

会話で主語や目的語を省く日本語にとって、
こんな言葉はちょっと不自然です。
文化的背景?からも、

家族や夫婦間では
<言わなくてもそんなことわかるでしょ>
的な感覚があるのも私たち日本人ですよね。

旦那さんにこんなことを言われたら、
「あんた、なんか悪いことでもしたの?」と
聞きたくなってしまいます(笑)

さらに注目していただきたいのは
loveという動詞です。
これは私たちは文法の説明で<現在形>と習いました。
<現在>と聞くと=<今起きていること>のように
私たちは解釈しがちですが、
ちょっと違います。

私が、生徒さんに説明するときは
これは<現在形>ではなく
<事実形>と説明します。

例えば、
I play tennis.
I cook dinner.
という文章は、
I love you.と同じ構造です。

動詞の時制も同じです。
これはいずれも、
今テニスをしているわけでも、
今夕食を作っているわけでもありません。

“わたしはテニスする人なのよ”
 “わたしは、夕食作る(タイプ、そういう人)よ
(外食じゃなくて。。。)”というふうに、

<現在の行動>を行っているのではなく、
<そういう事実>を言っています。

ということは I love you.も、
<現在のこと>と捕らえるよりは
、<時間的な問題は関係なく、
いつもそういう事実だよ>と
はっきりと相手に伝えることが
できるわけです。

日本語はあいまいにできているため、
この辺が本当に苦手です。

子どもが何かよいことをした時、
「えらいねー、がんばったねー。
よくできたねー、」とほめることはできます。

でも、何もしていない状態で
愛情を伝えるには日本語で
なんと言えばよいでしょう。

おそらく、社会的背景から言えば
<言わなくてもわかるでしょ>という感覚が
強いと思います。

例えば、<そんなこと
いちいち言葉で言わなくても、
毎日早く起きてお弁当作ってあげてるんだから、
子どもはわかってるはず>と、
私たち、特に母親は思いがちではないでしょうか?

これは私自身の経験でもあります。
<行動による愛情表現は、
行動による見返りを期待しがちである>こと
に、
ある時点から気づきました。

毎日せっせと家事をして、
子どもの制服も誰に見られても
恥ずかしくないようにきれいに整え、
早朝から立派なお弁当を作り。。。。

それを、自分では
ピュアなあふれ出る愛情で
自然にできているものと思っていましたが、

一生懸命作ったお弁当を子どもが残して帰ってきたり、
時間をかけて作った食事に
何も感謝のコメントがなかったりすると、
<むっ>とする自分がいます(汗)。

そして、<こんなに一生懸命やってあげてるのに。。。>という
見返りを求めているかのような感情がでます。

一方、(もちろんすべての人ではありませんが)
わたしの周りのイギリス人の友人たちは、
子どもが学校に出かけるころに起きてきて、
かろうじて、パジャマ姿で、
見送ったり、お弁当
(こちらはもっぱらサンドイッチとスナックですが、)や

普段の食事に
愛情転化しているような感じには
あまり見えません。

こどもに朝ごはんを作らなくても、
お弁当が市販のものでも、
夕食が冷凍食品でも、
制服にアイロンをかけてあげなくても、
ゲームを買ってあげなくても、

また、子どもが、学校で誰かとけんかしても、
いじめても、いじめられても、
成績が良くても悪くても、
ずる休みをしても、
家のお手伝いをしてもしなくても、

I love you.という事実は
変わらないのです。

さらに、日本語は主語と動詞を省くことができるので、

例えば、“きょう、ごはん、何?”という
センテンスが
会話では自然です。

また、日本語は目的語を省くことも常です。
目の前にいる人に話しているのであれば、
“きのう、電話したんだよ”で言いわけです。
“あなたに”といわなくても。

英語は、主語をきちんとつける=
言葉の発し手をはっきりする。


目的語(人)をきちんと入れる=
言葉の受け手をはっきりする。

時制を細かく使い分ける=
時間的概念をお互いに間違いなく認識できる。

というようにできています。

これだけでも、日本人にとって
英語を習得することは
非常に不利であることがわかりますね。
(なので、ちょっとしたコツが必要なわけです^^。)

さらに、I love you. を分析してみましょう。
Iとyouの真ん中にloveがあります。

Iとlove, youとloveの距離は等間隔です。
youの前に toも at もwithも入っていません。

何か前置詞が入っていたら、
loveから I、loveから
youの間は等間隔でなくなります。

私はここがとっても重要だ思っています。
【きちんとした距離を保ち、
自分を相手の中に投影したり、
相手を自分の中に入れ込んだりしていない】ということ

はっきりとこのセンテンスで言えているのです。
とてもフェアな関係です。

これが主語や、時制、または目的語がないと、

実に無責任な(逆に奥深いとも言えるかもしれませんが)
言葉になってしまい、
け手のそのときの感情によって、
いかようにも取れてしまいます。

うちの子供がまだ小さかったとき、
ティッシュを部屋いっぱいにばら撒いたり、
食べ物を床に落として遊んだり、
そんなあまり良くないことを
いているのを目撃した瞬間に
私から自然に出た言葉は
“あー、だめでしょー”
“こら!もうやだー、やめてよー”
という感じでした。←あ、今でもです(汗)

今振り返ると、
とても無責任な言葉の放し方として
いたものだと反省します。

でも日本語としては自然です。

主語(発し手)も、目的語(受け手)も
時制もいれない、これらの言葉は、
天真爛漫で
あまり周囲を気にしないタイプの性を
持った子どもであれば、
なんてことなく聞き逃すでしょう、

でも、周囲をいつも気にしてしまうような
繊細な子だったら、その行動について
叱られているのではなく、

自分自身のその存在に対して
【だめ、もうやだー、やめてよー】
と言われていると
受けることもできてしまうのが
日本語の発し方であるということです。

英語は、受け手の都合で
どうとも取れるような文章には
できないようになっています。

You are good.→事実
You are doing good.→今起きている、やっていること
You did good.→過去の出来事(今は入っていない)
You have been good.→過去から今も入っている

You are going to be good.→これから起きることだが、
それに向かいちゃんとgo=進んでいると確信が持てている。
You will be good.→単にこれから先に起こるであろうこと
(積極的に向かってはいないけど)

というように、発し手の意思をきちんと
違いないように表現して
受け手に渡すことができ、
受け手はそれをそのまま受け取る。
ことができるのが英語です。


もうひとつ面白い例があります。
みなさんも、記憶に残っている方が
いらっしゃるかもしれませんが、
中学校(たしか2年生くらい
だったと思います)の英語の授業で、

It's very kind of you. 
という文章ができきます。

山田君が教科書を忘れて、
佐藤さんが貸してくれたときに、
山田君が佐藤さんに言った言葉。。。
みたいなシチュエーションでした。

その時の英語の先生は<あなたは
とても親切ですね>という
訳を書きなさいと言いました。

私はまったく理解不能でした。
だいいち、<あなた>という
単語も入っていません。

なぜ、これが、You are very kind. 
ではいけないのか。が疑問でした。

でも、英語で暮らす今となっては、
この2つの文章が
とても違う意味を含むことが
よくわかります。

It's very kind of you.の主語は
Itです。ここでは、
佐藤さんが山田君に教科書を貸してくれたと
いう行動を指しています。

動詞はBe動詞と呼ばれるis 。
私はこのBe動詞を
<イコール動詞>と命名しています。

前後のものをイコールで
結ぶ役目をしているからです。

We are Japanese.はWe = Japanese.です。
kindは親切であるという状態。
です。

さて、ここからが問題です。
ofは?これは、~の、と訳されることが多い単語ですが、
例えば、tast of chocolate チョコレートの味。
のような場合の<の>です。

意味的にはいつも、
<その部分>という要素を含みます。
チョコレートの色でも形でもなく、
味(という部分)と言い換えることもできます。

まとめてみると、

1)あなたが教科書を
貸してくれたということ=
あなたのとても親切な部分。
となります。

では、You are very kind.は
どうでしょう。

2)あなた=とても親切。です。

この二つの文は根本的に
違うことを言っていることが
お分かりでしょうか?

1)は、あなたという
全体像の中の親切な一部が、
この行動なのね。ということです。

あなたの人格すべてが
親切である。とは言っていません。

2)はあなたという人間と
親切をイコールで結んでいるということは、
人格すべてについて親切と
イコールだといっているわけです。

例えば、重い荷物を持って歩いているあなたに
通りすがりの人が手を貸してくれたら、
It's very kind of you.でなければいけません。
初めて会った人の人格は
わからないわけですから。

また、例えば、あなたが銀行に行って、
ちょっと煩雑な手続きをしなければならないとしましょう。

ある銀行員さんが、最初から最後まで、
丁寧に説明してくれて、あなたはとても助かったとします。

そんな時、日本語であれば、
“ありがとうございます。助かりました。
大変お世話になりました。”のような感じになると思います。

日本語の発想にのっけた英語では
“You are very helpful.” と言いたくなりませんか?

でもやはり、そのとき初めて会った人の
人格そのものがhelpfulとイコールとは
言い切れないのです。

正しくは、“You have been very hefpful.” です。
have beenは現在完了形と習いました。
過去に起きた状態を今もhave持っている。と
言ってます。

ということは、私がこの手続きをお願いしてから
今に至るまでの間、
あなたはずっとhefpfulな状態でしたよ。
ということですね。

逆に、その間以外のあなたについては
わかりませんけどね。ということも
きちんと意味の中には含まれていると言えます。

これは、時制のルールにのっとっているので、
発し手も受け手も勘違いすることはありません。


子どもをしかるようなとき、
夫婦喧嘩のとき、家族の口論のとき。。。などの
ネガティブな場面では特に、
ここをはっきり言えるということは

<あなたの人格を否定しているわけではなくて、
あくまでも、あの時あなたのとった言動に対して
批判的になっている>
と言う、
お互いの認識は誤解の余地がないのです。


ちょっとややこしいのですがいかがでしょう?

英語を知ることは、
日本語をより深く知ることになります。

時代が変わり、いろいろな意味で
生きにくくなった時代、
昔と違った日本語の使い方を意識することで、
ちょっと生きやすくなるかもしれません。

日本のある人気バラエティー番組で、
とても有名な女性評論家がこんなことを言っていました。

“今の日本の若者は自己否定感が強すぎる。
私は毎回、本を書き終えるごとに「わたしって、天才!」って思うわよ”

んー、んー、これは自己満足、
自己評価が高い。と言うことですね。

自己否定しないと言うことは
<わたしは天才じゃなくたっていいんだ。> ですね^^

最後に、一応、英語講師らしいことを書きます(笑)。

英語を日本語訳に照らし合わせて
覚えるように習ったのが、
これまでの学校で習った英語です。

私がレッスンでよく使う写真や絵、これは、
これまでの学校英語でできた回路を
いったん解除する役目をしています。

男の人が大きな袋を肩にかついで
歩いている写真があります。

多くの方は
なかなかこの動きを英語にできません。

でも私が“運ぶ”って英語でなんですか?と聞くと、
ほとんどの方はcarryが出てきます。
このように、私たちの脳は運ぶ=
carryと言う回路はできていますが、

視覚的な情報からの処理回路はできていません。
この処理回路ができることが、
英語を話せる。ということになります。
でないと、常に、“運ぶ”と言う
日本語単語を見たり聞いたりしない限り、
carryは登場できません。

知っている単語なのに、
いざ話すときに全く出てこない。のはこのためです。

長くなりました。
おやすみなさい^^。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

英語の構造から日本語との違い,
その違いからくる日本独特の
考え方。
いろんなことの分析が
おもしろいですね!

質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月26日火曜日

総領事館からのお知らせ 25.07.16

Azaです。閲覧ありがとうございます。

総領事館からのお知らせです。
関係ある,必要な人へ届きますように
――――転載ここから―――

【東インドネシアのムジャヒディーン(MIT)
リーダー射殺に伴う注意喚起】

平成28年7月25日(総16第15号)
在デンパサール日本国総領事館

 既に報道等で報じられているとおり、
18日に発生したインドネシア国軍及び
警察合同の治安部隊と
MIT(東インドネシアのムジャヒディーン)との間の銃撃戦において、
リーダーであるサントソが治安部隊により射殺されました。

 このため、当地治安当局は、
MITメンバーよる報復の可能性があるとして、
重要施設の警備を強化する旨発表しました。

これを受け外務省は、下記のインドネシア向け
スポット情報を発出しましたので、お知らせいたします。

 つきましては、在留邦人の皆様並びに
インドネシアへ渡航を予定されている皆様におかれては、
引き続き、最新の治安情勢等の関連情報の
入手に努めるとともに、
日頃から危機管理意識を高めるよう努めてください。

特に、テロの標的となりやすい場所
(デパートや市場等不特定多数が集まる場所、
公共交通機関、ホテルなどの宿泊施設、
ビーチ等のリゾート施設、観光施設、
政府・軍・警察関係施設、外国人が多く集まる場所等)を

訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、
不審な人物や状況を察知したら
速やかにその場を離れる等、
引き続き安全確保に十分注意を払ってください。


●海外安全情報(スポット情報)
「東インドネシアのムジャヒディーン(
MIT)のリーダー,サントソ射殺に伴う注意喚起」

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/
pcspotinfo.asp?id={%countrycd%}&infocode=2016C197
以  上
======================================
在デンパサール日本国総領事館 
Konsulat Jenderal Jepang di Denpasar

Jl.Raya Puputan No.170, Renon,
Denpasar, Bali, Indonesia
Tel: (+62)0361-227628
Fax: (+62)0361-265066
e-mail: denpasar@dp.mofa.go.jp
Web: http://www.denpasar.id.
emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
休館日:土・日、休日  
開館時間:08:30~12:00、13:30~16:00
=====================================
さらに

インドネシア:東インドネシアの
ムジャヒディーン(MIT)のリーダー,
サントソ射殺に伴う注意喚起


2016年07月22日

●インドネシア国家警察は,
東インドネシアのムジャヒディーン(MIT)のリーダーである
サントソの射殺を受け,

同組織による報復がありうるとしています。
つきましては,
テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう,
特別の注意を払ってください。

(内容)
1 7月18日,ティト国家警察長官は,
中部スラウェシ州ポソで行われている
テロリスト掃討作戦中にテロリスト数名が射殺され,
その中にMITのリーダー,サントソが
含まれている旨を明らかにし,
逃走を続けている残りのメンバーには
投降を呼びかけています。

また,22日,国家警察は,
サントソ射殺を受け,MITによる
報復がありうるとして,
重要施設の警備強化を行う旨述べています。

2 インドネシアでは,1月にジャカルタ中心部の
サリナ・デパート付近で爆弾テロ事件が発生し,
当局によれば外国人を含む8人(内犯人4人)が死亡し,
24人が負傷しました。

この1月の事件に関しては,
実態は不明ですが,「ISILインドネシア」と称する組織が
犯行声明を発出しました(1月15日付スポット情報
「インドネシア:ジャカルタ中心部における
爆弾テロ事件の発生に伴う注意喚起(更新)」参照)。

3 また,7月5日には,インドネシア中部
ジャワ州ソロ(スラカルタ)において,
警察署敷地内で自爆テロ事件が発生しています
(7月7日付スポット情報
「中部ジャワ州ソロ(スラカルタ)における
自爆テロ事件の発生に伴う注意喚起」参照)。

4 つきましては,
インドネシアに渡航・滞在される方は,
上記情勢に留意の上,

引き続き,最新の関連情報の入手に努めるとともに,
十分な安全対策を行い,テロ事件等
不測の事態に巻き込まれることのないよう,
特別の注意を払ってください。

また,テロの標的となりやすい場所
(警察・政府・軍関係施設,
外国人が多く集まる観光・リゾート施設,
ビーチ,デパートや市場,公共交通機関,

宗教関連行事(金曜礼拝を含む)・施設等)を
訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,

不審な状況を察知したら,
速やかにその場を離れるなど
自らの安全確保に努めてください。

インドネシア「危険情報」:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/
pchazardspecificinfo.asp?
id=002&infocode=2016T072#ad-image-0

【広域情報】
「ジャカルタ中心部における
爆弾テロ事件の発生に伴う注意喚起」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/
pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C016

【スポット情報】
「中部ジャワ州ソロ(スラカルタ)における
自爆テロ事件の発生に伴う注意喚起」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/
pcspotinfo.asp?infocode=2016C185

「インドネシア:ジャカルタ中心部における
爆弾テロ事件の発生に伴う注意喚起(更新)」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/
pcspotinfo.asp?infocode=2016C013

5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,
職場等に日程や渡航先での連絡先を
伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,
必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/
toko/todoke/zairyu/index.html )

また,3か月未満の旅行や出張などの際には,
海外滞在中も安全に関する情報を
随時受けとれるよう,
「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/
tabireg/#  参照)

6 なお,テロ・誘拐対策に関しては,
以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・
   企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
   (パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/
     pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311
     (内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3679
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)

(現地公館連絡先)
○在インドネシア日本国大使館
(管轄区域:各総領事館管轄区域を除くインドネシア全土)
住所:Jl. M. H. Thamrin No.24,
Jakarta 10350, INDONESIA
電話:(市外局番021)3192-4308
   国外からは(国番号62)-21-3192-4308
FAX:(市外局番021)315-7156
   国外からは(国番号62)-21-315-7156
ホームページ: http://www.id.emb-japan.go.jp/
        index_jp.html

○在スラバヤ日本国総領事館(管轄区域:東ジャワ州,
東カリマンタン州,南カリマンタン州,北カリマンタン州)
住所:Jl. Sumatera 93, Surabaya, INDONESIA
電話:(市外局番031)5030008
   国外からは(国番号62)-31-5030008
FAX:(市外局番031)5030037
   国外からは(国番号62)-31-5030037
ホームページ:http://www.surabaya.id.emb-japan.go.jp/j/

○在マカッサル領事事務所(管轄区域:北スラウェシ州,
ゴロンタロ州,中部スラウェシ州,東南スラウェシ州,
南スラウェシ州,西スラウェシ州,マルク州,
北マルク州,パプア州,西パプア州)
住所:Jl. Jenderal Sudirman No.31, Makassar, INDONESIA
電話:(市外局番0411)871030又は872323
   国外からは(国番号62)-411-871030又は872323
FAX:(市外局番0411)853946
   国外からは(国番号62)-411-853946

○在メダン日本国総領事館(管轄区域:ナングル・アチェ・ダルサラム州,
北スマトラ州,西スマトラ州,ジャンビ州,
リアウ州,リアウ諸島州)
住所:JI.P.Diponegoro, No.18, Medan,
North Sumatra, INDONESIA
電話:(市外局番061)4575193
   国外からは(国番号62)-61-4575193
FAX:(市外局番061)4574560
   国外からは(国番号62)-61-4574560
ホームページ:http://www.medan.id.emb-japan.go.jp/j/

――――転載ここまで――――
自分は夜はほとんど出歩かないので
なのですが…

日本人が海外で危険に遭遇する機会が
確実に増えているということですね。
サバイバルです。望みませんけれども。

リスクを背負い
Enjoy your trip!!

そういう時代になったということで,

質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月24日日曜日

日本人がなかなか英語を 話せるようにならないワケ

Azaです。閲覧ありがとうございます。
チエミ先生の英語
行きます。

――――引用ここから―――

日々、子ども達(現在14、13、10歳)が
宿題をする姿を見てふと、
こんなことを思いました。

13歳の息子の今日の宿題は
【ヒットラーについて】です。
めちゃめちゃテーマでかっ!!

ヒットラーについてのことなら、
何でもよいのです。
生い立ち、どのようにして政権を握ったか、

どのような晩年だったか、
現在はどのように扱われているか、
歴史上のインパクト、
自分はヒットラーをどう思うか。。。。などなど。

しかも書式も決まっていません。
なにか工作を作っても、
パワーポイントで作っても、データとして
保存して行ってもよいのです。

几帳面タイプの息子は、
線の引いてあるノート
(といっても紙切れ一枚)に
きれいに箇条書きに
いろいろ書いていました。

14歳の娘も、このような宿題が出されます。
大胆な彼女は巨大な画用紙に、

チャートのように図や矢印などを
たくさん書きながら色をつけ
、全体像をイメージしてして
いつも書いています。

10歳でも同じです。
彼もとても小さい字を書き、
几帳面タイプなので、きれいに箇条書き。
でも、注目されることが好きなので(汗)

いつも、それにまつわる本やDVDなども持っていき、
みんなに見せるそうです^^。

また、学校全体で
同じプロジェクトや同じテーマを
扱うことも多いので、例えば、

テーマ「ヴィクトリア時代」週間。として、
その1週間はヴィクトリア時代の
コスチュームで学校に行きます。

コスチュームといっても、
「自分がこうであろうと想像する姿」
でよいわけです。

女の子たちは淡い色のドレス、
男の子たちは煙突掃除の子ども風
(ロープなどの小道具をもち、
顔も汚れた風にして。。。。)、
ろうそくを持って行く子なども。。。

そしてすごいのは、
先生たちも変装します。
かなり本気で(笑)。

学校全体がヴィクトリア時代になりきって
体いっぱいに体験する。
その格好でその時代の料理をしたり、
スポーツを真似たりする。

それって無理が無く、
とても自然で、
暗記だけの勉強ではなく、
いいなー。といつも思います。

そして、
(おそらくイギリスの公立学校はすべて)
教科書はありません。

私たちは当たり前のように
新品の教科書を配られてきましたが、
国の予算があってからこそできるんですね。

でも教科書が無いってことは
本当にすばらしいんです。

そして先生の力量が試されると思います。

日本でも今はだいぶ授業方法も
変わったのだと思いますが、
私の記憶では、国語も、英語も、社会も、理科も。。。。

「はい、今日は何ページからです。
○○さん、読んでください」
「では何行目の~~~というところに
赤線を引いてください」

(先生が黒板にきれいに書く→
「はい、では写してください、
あ、ここは大きく、
ここは行を変えて。

あ、ここ(テストに)でますよ」。。。。。。

という先生の声が
今でも耳元で聞こえてきそうです(笑)

イギリスの子ども達は。。。
・あまり筆記用具も持っていかない
(うちの息子もボールペンを一本だけポケットに入れて行きます汗)

・先生は板書もほぼしないようなので
「ノートに写す」作業がない。

・鉛筆ではなく、ボールペンを使うことが多い。
(消しゴムで消して正しい答えを書くのではなく、
線で消して、どのように間違えたかを
わかるようにしておくため)

教科書が無い授業
(プリントは多少あります。
スライドをよく使うようです)は、
生徒と先生が教科書をにらめっこして
必死に書き写すことも、赤線を引くことも無いので、

「考える、質問する、意見を述べる」ことに
集中できるように思います。

教科書に書いてあるから、
今聞いてなくても
後で見返せばいいや(←ワタシ)
もありません。

さて、なぜこんなことを
ご紹介したかといいますと、
【日本人がなかなか英語を
話せるようにならないワケ】との関係性を
感じてしまったからです^^。

特に英語という語学の場合、
教科書をなぞってゆくだけではやはり
「学問、知識」で終わってしまいます


学問や知識になってしまうと、
結局は「使えない英語」でしかない。

ことはもうすでに皆さん痛いほど
体感済みだと思います。

教科書をあまり使わない。
というタイプの学校の先生も多いと思います。

でも結局は「ある」という安心感が、
大切な五感を鈍らせてしまうことはありそうです。

しかもこの「勉強スタイル」を
高校までの12年間受けるものですから、

自主的に「学ぶ」方法を体感しないまま
大人になってしまう気がします

(まさに自分自身がそうであると感じます涙)。

日本の学校英語の内容が問題なのではなく、
すべての教科における教授スタイル、
勉強スタイルそのものが
よい影響を及ぼしていない。

のだと思います。

私自身、がんばってるつもり
(今思うと、まったく方法を間違えていた。。。)が、
英語をまったく話せるようにならなかった期間が
長かったものですから、よくわかります^^。

こういう意味で日本人は
【英語】という生きた言語を
自主的に学ぶ姿勢、方法になれておらず、
大変不利なように感じます。


私のレッスンをいつも
受けてくださっている生徒さんたちに、
前回に引き続きお礼を述べたいと思います。

わたしのレッスンはテキスト一切無し、
タイピングも最低限。
なので、最初はとても不安だと思います。

しかも、「何かお勧めのサイトや参考書はありますか?」
の質問にはいつも「なんでもよいです!」と
自信満々に答えさせていただいています。

(何を使うかが問題ではなく、どう使うか。次第だからです^^)

それでも、「あ、これが本来の方法かも」と
体で感じていただくと、
テキストには逆に戻れなくなって
しまうかもしれません。

みなさん、わたしのレッスンを受けていただくのは
ある種の「覚悟」が必要だと思います(笑)

それは、「もう失敗は繰り返したくない」
「今度こそ話せるようになりたい」
「どうせやるなら遠回りしたくない」というものかもしれません。
ついてきてくださってありがとうございます~。

※これからレッスンを受けようという方、
大丈夫、大丈夫、怖がらないでいらしてください(笑)
――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

12年間教授スタイルに
洗脳受けてきたクチです。はい

自主的にもっていかないと
遠回りになるのですよねー
ああーー

質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月22日金曜日

上達

Azaです。閲覧ありがとうございます。
チエミ先生の英語
行きます。

――――引用ここから―――
皆さんの目を見張る上達
I'm very happy for you guys!!

先日のレッスンで、生徒さんが
「Chiemiさんががんばってくれたおかげで、
ここまでこれました~。」と
言ってくださいました。

いえいえ、がんばったのはあなた!です^^。

スポーツや音楽と違って、
英語の上達はご自身では
気づきにくいという点
があります。

・普段英語を話す環境にいないので、
  チェックする機会がない。
・どうしても、「こう言いたい」ということが
  すべて言えない(母国語と比べてしまう)
  という感覚を持ってしまう。


ことが主な理由だと思います。

鏡で自分の姿を毎日見ていると
変化に気づきにくいのにも似ていますね。

でも、私には、皆さんの上達が
よーくわかります。

これは、1ヶ月前だったら言えなかったなー。とか、
レッスンを始めた当初は
こういう単語の選択はできていなかったなー。
というのを、お一人お一人につき、
よく記憶しているものです。

ですので、時には、生徒さん自身も、
「こういうところがまだ言えないな」という視点から

「こういうことが簡単に言えるようになったな」と言う点に移し、
振り返ってみると


では、どういうことをしたから
ここまで上達できたのか。ということが確認でき、
その方法を続けることで更なる上達を望める。
というとてもよいサイクルを作ることができると思います。

以前にも触れましたが、
やはり、レッスンは、定期的、
継続的である。ことがとても重要です。


ピアノを習うにも、テニスのレッスンを受けるにも、
毎回違う先生やインストラクターだと、
レッスン自体が断片的になり、前後のつながりをなくします。

講師側も、<この方はこのあたりが弱いから、
次回もこの辺を重点的にやってみよう>という見通しをつけ、

<こういう方法を試したけど、
もしかして、違う方法のほうがよいかも。。。>ということを
見極め、重ねていくことで、
レッスンの効率が上がります。

それぞれペースは違いますが、
皆さんの着実な進歩を本当にうれしく思います。

レッスン中も、<これはちょっと難しいかな>と
私が思っていることを、
生徒さんが言えた時の私の喜びはヒトシオで、

(生徒さん自身は、英語を話すことで精一杯で、
おそらくあまり気づいてないことが多いのですが^^)、
いつも小さくガッツポーズをしています。

特に最近、これまでの成果が実り
、めきめきと上達を感じられる方が多く見られ、
私がレッスン中に
Impressive!!
Fantastic!!
Brilliant!!
I'm so happy for you !!

と興奮してしまう機会が
とても増えました。
私にとっても本当に
ありがたいことです。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

英語教師の醍醐味編って感じでしょうか。
ある意味楽しんでやっていらっしゃるようで,
生徒さんも楽しみながら,
上達しWINWINですよね♪

あー理想
自分も上達せねば!

質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月20日水曜日

How are you?

Azaです。閲覧ありがとうございます。
チエミ先生の英語
行きます。
――――引用ここから―――
「How are you?」の答えに関する私の意見です^^

「How are you ? → I'm fine. Thank you, and you? とは、
ネイティブは言わないと聞いたので、
自然な言い方を教えてください」

という質問をよくいただきます。
テレビや会話本などで、
このようなことがよく言われているようですね。
中には、How are you ? → I'm fine. とは
絶対に答えてはいけないのではないか。。。
というプレッシャーがある方も多いようです(^^)。

「絶対にこうですよ!」と
答えを出すのはやはり難しいのですが、
私の視点をいくつか書きますので、
ご参考にしていただけたらと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=NzTq145HAuQ

こういう動画をみつけました。
カツゼツのよいHAPAさんの解説は
とても好感がもてます^^。

これは現場がアメリカです。
イギリス英語より、アメリカ英語のほうが
全体的にカジュアルな傾向があります。

How are you ? → I'm fine. は
イギリスではより普通に
使われているように思います。

でも、そもそも How are you ? 自体、
あまり言わないですよ。とも言われていますね。
確かに、シチュエーションにもよりますが、

例えば、今日、私は何度
How are you ?と聞かれた(もしくは聞いた)でしょう?と
考えてみると、1回です^^。
それは、たまたまた週に1回顔を出してくれる
義母との会話。昨日は、ゼロ。
その前の日は歯医者さんに行ったので、その時1回。

では、道で近所の人とすれ違った時、
仕事で毎日会っている人には、何
と言うかというと、
ほとんどの場合は

近所の人“Are you alright ?”
私“Yeah, I'm alright.”

というわけです。しかも、歩きながら、
エレベーターに乗りながら。。。などの時に交わされる為、
後半部分は、もうすれ違い終わったりしています(汗)。
それくらい軽く、スピーディーということですね。

ですので、オンラインのレッスンなどで、
まずはじめに “Hi ,〇〇san, How are you today?”
と聞くのはシチュエーションとしては普通ですね。

では、どう答えるか。ですが、
大変多くの方が、“I'm good.” と答えられます。

もちろん、ネイティブも言います。
(イギリスでは、んーん、アメリカほどは
聞かないような気がします。
少なくとも、私自身や私の周りの人たちは
ほとんど言いません。子供は
よく言うかもしれません。)

これはとても言いやすいので、
ちょっと癖になってしまいがちです。
それから、
「ネイティブはこう言います。」にも
ちょっと注意が必要です。

ネイティブと一概に言っても、
年齢的なものや、職業などの背景が
いろいろだからです。

ティーンエイジャーや、年齢が上でも、
とてもカジュアルな業界で
お仕事をされている方と、毎日スーツで仕事に行く方とは
言葉遣いも違ってくるのが当然ですね。

例えば、日本語がまだ片言のイギリス人が、
「日本語のネイティブはいちいち、
こんにちは。と言わないよ」と聞いたからと言って、
会食の席で「ど~も~」と入っていき、
その後に、ほとんど日本語での会話が
できないとしたらどうでしょう? 


私が気をつけているのは、
生徒さんそれぞれの年齢や、社会的地位(職業など)です。


さらに、「ネイティブはこう言うよ」だけではなく、
「英語を外国語として話す立場に適切であるか」
という視点です。

ですので、How are you ? に対しては、
サラリーマンの方や、私と同じ世代の主婦の方には
“I'm very well.”というバージョンをお伝えしますし、
20代でDJをされている生徒さんには、
“I'm alright” をお伝えしたりする訳です。

これは、他の会話でも同様で、
特に、何かを人に頼む時。がそうです。

Youtubeで大人気の若い女性が、
カフェでオーダーをする時は、
“Can I get a coffee ,please ” 
と紹介していました。
これ自体、全く問題はありません^^。

私は、まず、“Could I have a coffee, please.”
のほうをお伝えします。

これは、決して堅苦しい言い方ではなく、
ネイティブのこどもが
“Can I have~,please  ” と
何かを頼んだら、5,6歳くらいからは、
ほとんどの親は“Could I have~,please  ”だよ。
と教えるようです。

だんだん、使い分けれるようになってきたら、
使い分ければいいですね^^。

私たちの母国語の日本語は
相手によって使い分ける言語
(相手が年上か知っている人か知らない人かなど)ですね。

英語はどちらかというと、
“自分がどう話したいか、
どう聞こえたいか”を重視していると思います。

なので、こどもに何か頼む時も、
上司でも、部下でも、夫婦間でも
“Could I have a coffee, please.”
は変わらないのです。

以前、NHKの英会話番組で
おそらく60歳代くらいの、ベテラン日本人英語講師が、
What's up?からHow do you do? まで
5種類くらいの言い方を紹介していました^^。

これは丁寧です。とか、これはカジュアルです。
という説明だったのですが、
それだけでは、自分の言葉としては
何を選んだらいいのか分かりませんね(涙)。

日本人は「丁寧」という言葉に弱い?ので、
How do you do?が一番丁寧だと聞けば、
それを使いたくなります。

でも、これこそは、ほぼ、死語かもしれません。
(イギリス皇族はまだ使っているという噂です^^)。
その点、マンツーマンレッスンでは、
その方に合った言い方をご紹介できるので、安心です。

英会話講師を選ぶ際も、
年齢や嗜好?(趣味や職業など)を
参考にして選ばれるというのも
選択肢のひとつではないでしょうか。


講師側も、私はこう言うよ。
いう視点だけではなく、
その方に会った言葉の使い方。に
気をくばる必要があると感じました。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

How are you? I'm fine thank you.
はもうセットでこれしかないでしょ?

と,Inputされてます。
ですが,バリエーションが有るのですね-

英会話学校の選択,
相当の地震がないと,出せないですよね。
チエミ先生アッパレ!

質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月16日土曜日

英会話のためのプログラミング(実践編)

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。

――――引用ここから―――

今回は「英会話のための
プログラミング」を
具体的にご紹介したいと思います。

生徒さんの中には、
3年~5年、週に1回~2回のペースで、
英会話を習っているのに、「話せるようにならない」
「上達していると思えない」と悩んでいる方が
多くいらっいます。

そのような生徒さんとの初回のレッスンでは、
このブログでもご紹介した
チェックリスト
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk
/archives/43781189.html にしたがって
現状を確認する作業を一緒にします。

しかし、ほとんどの生徒さんが、
驚かれ、「今まで何やってきたんだろう。。。」と
一度は落ち込まれます(涙)。
でも大丈夫^^。
ここからが軌道修正です。

ここでの一番の問題は、
「話せるように、聞き取れるようになるためには
何が必要か」がわかっていなかった。


また、それを教えてもらえなかった。
ことにあります。(私自身もそうでした^^)

要は、「必要なプログラミング」をしていないのに、
どんどん、「言い回し」や
「完璧な発音」というデータを
送り込もうとしていた。ということです。

では、「英会話に必要なプログラミング」とは
何か?を見ていきましょう。

例えば、私が生徒さんに
こんな質問をしたとします
(英文を読むと簡単に感じられるので、
いったん、目を離して、言ってみてください)

1,Where do you live?

2,What time did you get up
 this morning?

学校英語のプログラミングしかない方は、
このように答えてしまいがちです。

A,,I'm living in Tokyo.

B,I woke up at 7.

??何がダメなの?そうです。
答えとしては間違っていないのです。

では、「英会話のプログラミング」が
できている方の答えは。。。

C,I live in Tokyo.

D,I got up at 7.

です。ちょっと比べてみてください。
動詞の部分が違いますね。

これはどういうことかというと

AとBの答えは、
質問をとっさに(無意識に)日本語訳にして、
それをまた英訳してできた答えといえます。

【えっと、live だから、
どこに住んでいますか?って聞かれているから、
I'm living 。。。(住んでいますか。。。の
「いますか」の響きで進行形になる。。。】

【何時に起きましたか?だから、、、
えっと。。。起きるは。。。。wake up だから。。。
(この方にとって、朝起きる=wake upという
プログラミングが優位になっている。
ということです。】

答えとしては
間違っていないのでご安心ください^^。

英語のプログラミングは、
【質問の半分までを繰り返して
答えること】です。
You →   I
Do+live=live
Did+get=got


という情報処理が一瞬にして、
ほぼ自動的に行われます。
なので、ここまでは
考えなくても出てくる。
ということになります。

AとBの答えでも
初期の段階では大して問題ではないのですが、
すぐに壁にぶち当たってしまいます。

日本語を介しての情報処理プログラミングのため、
日本語にない概念や感覚(現在完了形などは特に)は
もはや、とっさには英語にすることができなくなる。
ということです。

学校で習うのはまさしく
このプログラミングです。

テストではこれで十分なのです。
散々、学校で英語を習い、
点数もほどほど取れていたのに
「話せるようにならない」理由が
よく分かりますね。

普通の文から疑問文にしたり、
否定文にしたり主語を変えたり。。という
「変換」を繰り返すことで、

少しずつそのプログラミングを作っていきます。
意味を考えない。。。というのが
最大のポイントです。

だんだん、意味は「波動」として
浮かぶようになってくるからです。

これは、スポーツで言うと
「素振り」の練習です。

イメージトレーニングだけでは
なかなか体(口の筋肉)は反応してくれません。

イチロー選手はプロ中のプロ。の野球選手ですが、
365日のうち、360日は素振りをずっと続けている。
そうです。

スポーツでも英会話でも、
「脳と筋肉」のコーディネーションが大事。
ということに違いはありません。


次は、こんな例をご紹介します。

次の文を疑問文にしてみましょう
(実際のレッスンでは、いきなり、
耳だけでこの文章を聞くため、
読むよりも数段難易度が上がります)

1) He has caught a cold.

ん、、、、多くの生徒さんの脳が
フル回転してるのがよく分かります。
(文章を目で見るとすぐできる方は
多いともいます)

では、ちょっとこれはおいときまして。。。
この文章はいかがでしょう?
同じように疑問文にしてみましょう。

2) You have been to Japan.

これは、英会話経験者の方の
99%がほとんど抵抗なく出てきます。

おもしろいですね。。
これはどういうことかというと
【ルールを知っていても、
適応できない時とできる時がでてくる】
ということです。

1)と2)は同じルールで疑問文にできます。
しかし、1)は単に「言い慣れていない」のです。
2)は中学校の教科書に何回も出てきて、
何度も言ったことがあるのです。

ということは、
どんなに文法を「理解」していても、
とっさに使えない。
理由がよく分かりますね。

言いなれてい音を発すると、
私たちの脳は《あれ?これ、
言ったことないけどいいの?あってる?
違うんじゃない?》と
ブレーキをかけてしまいます。

このように、大人の脳の仕組みを
うまく利用することは、
大人の英語学習に欠かせないと
私は思っています。

逆に、ここを利用し、
正しいプログラミングをしなおさないと、
何年英会話に時間とお金を費やしても、
結果が出ない。
ということになってしまいます。

このプログラミングを
経験された生徒さんは、
「脳のどの部分を鍛えれば
英語が話せるようになるか」が分かります。

(中には、最初は脳の一部が
痛むのさえ分かります。。。という生徒さんも
いらっしゃいました^^)

それが分かれば、
何年も英会話を習う必要はないのです。
自分で、その部分を鍛えることが
できるようなります^^。

いかがでしたでしょう?
――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

脳をプログラミングする。
言うは安し,なのですが…

あなたは問題
解答できましたか?


質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
アザース

2016年7月15日金曜日

英会話のためのプログラミング

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。

――――引用ここから―――
日本は桜の季節。
こちらイギリスも長ーく暗ーい冬が
終わりを告げようとしています。

明日から夏時間になります。
昨年は忘れないようにと
気をきかせた(?)私が
早めに1時間時計を早め、
満足感に浸っているうちに

夫にそれを伝えるのを忘れ、
夫が寝る前にまた1時間早めてしまい
どれが本当かわけが分からなくなり
友達に電話をする。
というハプニングがありました(汗)。

さて、私のレッスンを
ご希望される方の中には、

2~3年間、週に数回、
継続的にレッスンを受けてきたが
「上達していない」と感じられ、
ご相談にいらっしゃる方が
非常に多くいらっしゃいます。

このような方々はできるだけ早めに
軌道修正をおススメします。
このような方々が
私のレッスンを受けられた後には、

衝撃的
刺激的
驚いた
脳が働いているのが分かる!
いままで何をしてきたのだろう

。。。。とおっしゃいます^^。

英会話を習得しようとする時には
秘儀も王道もありません(笑)


ただ、「的をはずしてしまう」と、
会話に必要な脳の部分は
刺激されないことになってしまいます。


私のレッスンで、
その部分が刺激されるという経験をすることで
このような感想をもたれるのだと思います。

中、高校で、6年間英語を習うのに
私たちが話せるようにならないのは、
刺激を受けている
脳の部分が全く違うためです。

どんなに優れたソフトウェアでも、
ウィンドウズにしか
適応しないようにできているのに、
マックに適応させようとしても、
うまく作動はしてくれませんねww。


英語を話せるようになるか、
ならないかは「脳のプログラミング」の問題であり、
間違ったプログラミングでは、

どんなに単語を覚えても、
フレーズを覚えても、
正しく作動することができません。

この「会話のためのプログラミング」の
為のレッスンと原則の理解が
とても大切です。

今日はまず
その「原則」について
お話してみたいと思います。

これは私たち「大人の脳」の
持ち主には
ちょっと耳が痛いのです
(←もちろん私にとってもw)

例えば、あなたは最近体重が
どんどん増えてきたとしましょう。

よく考えてみたら、
夜遅く食事をしているし、
甘いものも、カロリーが高いものも多い。

運動も最近はしていないことには
気づいている。
さて、まずどういう行動に出るでしょう。

何をしたらいいのか
(食事時間を早める、甘いもの
カロリーの高いものは避ける、
運動をする)は実はちゃんと分かっている。

でも。。。。。
この辺から悪魔がささやきます。。。。。
(そういえばネットで
目に入ったダイエット食品の
広告があったな。。。。
初回半額って書いてあったよ。。。。
スポーツジムの入会案内もあったな。。。)

そうです。
私たち大人の脳はセクシーなもの(爆!)
、短期間で快楽を
与えてくれそうなものに
飛びつく習性があるのだそうです。


これと同じ構造が
英会話学習にも起こっています。

(新しい参考書が出てたな。。。
あれよさそうだな。。。
アプリもいろいろあるから探してみよう。。。

無料のメルマガもあるから登録してみょう。。。
へー、一日一回英語のフレーズが
ショートメールで届くんだって。。。)
となりますね(笑)

でも、これはこれで、
愛おしいですよね(笑)

でも、ここで
このブログに出会っていただいた皆さん!
ぜひ、この大人の脳の習性を
理解した上で一歩進んでみましょう~。

脳科学者の茂木健一郎さんが、
こんなことを書かれてました。
“【言語の習得】が
言語習得の目的になることは
ありえない。”


そうです、どうしても、私たちは、
1)“英語のレッスンをうける”ことが
目的になり、


2)“英語で何を、誰と、
どういう風に話したいか”を
後回しにしてしまっています。


この感覚がとても大事です。
どのように違いが出てくるのか
といいますと。。。。

1)の場合、レッスンでは、常に

・講師が何か言ってから答える。
・教えてもらう。
教わらないと話せない。と思う。
・単語や文法が分からないから話せない。

・質問、聞きたいこと、
話したいと思うことが
出てこない。。。
・レッスン内容はお任せします。。。
というスタンスである。
という状況です。

2)の場合、レッスンでは常に

・How are you ? How was your day? は
毎回聞かれることだから、
今日は何て話そうかな?

・こういうことを話したいんだけど、
もしくはこういう場面で
英語ではどういう風に言うんだろう?
という質問が常にある。

・そういえば、レッスンの終わりでは
いつもHave a nice evening.って言ってたな。
今度自分も言ってみよう。

。。。というような発想に
なるわけですね。

日本で英会話を教えている
カナダ人の友人に
「多くの日本人が英語を話せるようになりたい。
と言っているのに、
話さないのはなぜ?」と
聞かれたことがありました。

もちろん闇雲に外国人を見つけたら
話しかけるのがよいのだ。とは
言いません(私もできません!)

でも、レッスンという
練習試合の場面でも
話したいことがない、
聞かれたことしか話さそうとしない。
というのはやはり
日本人の特徴なんですよね。

それにしても欧米人
(←というくくりでよいのだろうか?)は
よく話します。

知らない人とも知ってる人とも。

今日もスーパーで
初対面のレジのお姉さんが、
私が買ったヨーグルトをレジ打ちしながら
「あ、これ、うちの妹が美味しいって言ってたよ。
だから私も今日買って帰ろうと思ってたの。

あ、でも今日は娘を美容院に
連れてかないといけないんだった。。
あー面倒くさい。。。」と

自分で会話を締めくくっていましたww。
日本にいるときはうちの夫は
とてつもなくおしゃべりなんだ。と
思ってましたがこちらに住んでからは、

ごくごく一般的であることが分かりました^^。


ここまで読まれた方で、
(そうそう、分かってんだけどねー
なかなかねー。)という方は
多いのではないでしょうか?(笑)

それでもよいのですー。
ただ、そうなんだよね。と確認できれば(笑)

ちょっと話がずれてしまいましたが。。。。(汗)

これも大事な
英会話のためのプログラミング」の一つです。

次回は、もう少し具体的な
プログラミングの方法について
書きたいと思います。

花粉症のみなさん。
お大事にしてください^^

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

自分の傾向,パターンが
分かる,という所からのスタート

噛み砕いて表現されると
「あーそれそれ」なるのですが…
そこから始めて,
意識していくことにより,

「そうなのよねー」で終わらない
さらなる一歩を踏み出そう!

質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月13日水曜日

チェックリスト(保存版)

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
保存版いきます。
――――引用ここから――――
チェックリスト(保存版)
☆ワタシは今どこにいる?☆

。。。というわけで、
これは保存版です!

ぜひ、一度ご自分の位置確認を
してみてください。
日本の英会話市場は
とても成熟しています。
そうすると手軽さや便利さは増しますが、
質が見えにくくなってきます。

そして、多くの日本人が
【誰でも英会話を習っている】【それが当たり前】
【だから長くやっていていても
進歩していないことに気づきにくい】
このような状況にあると思います。

何年も英会話を
継続して習っているのに、

☆カフェでコーヒーの注文をするとき
何と言ったらよいか分からない。

☆R,L,TH,F,V,Tの発音を習ったことがない。

☆現在完了ってなんとなく分かるけど、
どんな時に出てくるかいまいち分からない。

という生徒さんが大変多いことは、
英会話業界にいるものとして
反省しなければなりません。

そして、生徒さん側も、
「このやり方であってるかな?
この辺りまで上達していたら、
満足満足」というように
常に自分の立ち位置を
確認していきましょう。

手軽さが増す英会話市場ですが、
どこでも、誰でもできる。という手軽さの裏には、

★連続性がない。
★何人ものいろいろな講師に習うので
一貫性がなく、進歩が見えにくい。
★弱みを見つけ出して、強化する。

という個々人にあった、
掘り下げたレッスンができないので、
いつも同じところをぐるぐる回っている感がある。
という弱点が見えます。

特にオンライン英会話は、
単発的なシステムが多いため
(システムは会社によって異なります)
せっかくいい講師を見つけても、
次にその講師の予約を取れるかが分からず、
中長期的なレッスンプランができない。
となると、積み重ねが弱くなります。

もし、この講師のレッスンを続けたい。
と思われたら、レッスン後で良いので、
どのような頻度で、どれくらいの期間、

何曜日の何時頃に定期的にレッスンを受けたいのか
を伝え、それが可能かどうかの
確認をされれるのがよいと思います。

講師側にも同じような問題があります。
次にいつこの生徒さんが戻ってこられるか
分からないため、積み重ねるレッスンや、
その方の弱点を強化する為の連続的な
レッスンプランが立てられないため、
単発的なレッスンで、
同じようなことを話して終わり。となりかねません。


マンツーマン、グループ、通学式、
ネイティブに習う、日本人に習う、
オンライン英会話、フィリピン留学。。。。
いろいろなスタイルがありますが、
大人にとってちょっと不利なのは、
頻度と時間。。です。

私たちが今相手にしようとしているのは
「言語」です。

言葉は、「使うから、
使い必要があるから、
使いたいから」習得するものです。
そしてトライ&エラーを得て
積み重なっていきます。


オンライン英会話をやられている生徒さんでしたら、
(もちろん、その方のタイプや
今のレベル、目的にもよっても異なりますが。。)
よほど緊急を要さない限り(笑)

☆最低、週に2回(それぞれ50分づつ)
が一番効率のよいレッスン量だと思います。
特に最初の3ヶ月間はこのペースで、
その後は少し減っていってもよいと思います。

対面で英語をしゃべる時間が
これ以下だと、やはり効率が落ちます。
積み重なりができなくなる為です。
脳が英語の周波数をキープできる最低限の頻度が
これだと思っています。

大人の脳で語学を習得しようとするとき、
1歩進んで2歩下がるのは当然だと思います(笑)。
でも周波数がくるってしまったら、
またその周波数に戻すのには
一生懸命チューニングしなければなりません。

チューニングだけで終わってしまい、
またもとのスタート地点に戻ってしまうことは
よくあります。

おっと。では、ここからが本題です。
保存版チェックリスト
☆ワタシ今どこにいる?☆

これは、私がお一人に継続的にレッスンをする場合の目安です。
・週に2回(またはそれ以上)
・約6ヶ月間

レッスンを継続した場合は、」
これら全てをクリアーしていたい。という目安です。
もちろん個人差はあるので、
絶対の基準ではありませんので
プレッシャーは禁物です^^。

ご自分の英会話歴とちょっと比較してみてください。
では!

1)次の英文を(意味を考えない=日本語に訳さないで)
とっさに疑問文にしてみましょう。
【通常、これは私が口で言います。
目で見た場合はより簡単になるので、
より早く確実にできていることを目安にしましょう。】

・She likes cooking.
・I have to go home.
・He has finished his report.
・These shoes are too big.
・Many people eat meat.
・Your brother came here.
・They would like a cup of tea.
・It sounds good.

2)あなたは、今、カフェにいます。
コーヒー(紅茶でも、カフェラテでも!)を
1杯注文してみましょう。

3)あなたは今、レストランにいます。
注文したものがなかなか来ません。
お店の人に何と声をかけますか?

4)あなたは、今、友人に
飲みに行こうと誘われました。
  A,体調が悪いから断りたい。
  B,喜んで、誘いに乗る。

5)お友達に、明日、
お茶に出かけないかと誘ってみましょう。

6)あなたは、今週末、箱根に行きます。
友達にそのことを伝えてみましょう。

7)あなたは今、風邪をひいています。
そのことを同僚に伝えてみましょう。

8)上司の家に行きました。
飲み物(お茶やコーヒーなど)はいかがですか?と
聞かれました。
  A,コーヒーをいただきましょう。
  B,(すぐに帰らなければならないので、)お断りしましょう。

9)R,L,TH,F,V を意識しなければいけないことが分かっている。
そして、これらの音をどのように出すのか、
口と舌の動きを知っている。(←できている。とは言いません^^)

10)会話をすることが目的なのに、
発音や、音読、シャドーイング、
英作文、のレッスンがほとんどである。

いかがでしたでしょうか?
これから英会話をはじめられようとする方は
6ヶ月後にここに導いてくれそうな講師を選ぶ
という目安にされてもいいかもしれません。

英会話ベテランの方も、確認の意味で、
ちょっとやってみてください。
ここがクリアされていることが
次のステップへの分かれ道になります。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/
チェックリストいかがでしたか?

私は明日やるということで…
こう先延ばしがよろしくない
あーそれでも

賢明なあなたは,ちゃっちゃと
終わらせてください。

受動的な日本式スタイルに
終止符!
さらに背中を押してくれること
間違いなしの

チエミ先生の初著書
『英語のショウタイ -
今度こそ、英語を話せるようになりたいと願うすべての方へ 』

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質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月10日日曜日

英会話、どうする?これから。1後編

アザースです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。
新シリーズの1回目後編です。

――――引用ここから―――
ここで、「発音」について
ちょっとお話したいと思います。

誰もが、ネイティブのように
しゃべれたらかっこいいのに。と
憧れます^^。

でも、多くの場合
「文を組み立てる、正しく言おうとする」ことに
全神経が集中するために

自分で発した英語を
聞く余裕がありません。

でも、それは、
何度も同じセンテンスを
いろんな場面で言ってみる
→これであってるんだと、
脳が安心してくる

→余裕ができて
自分の英語をよく聞けるようになる

→正しい発音に直そうとする。
 
というプロセスで
解消されていきます。


ですので、
「大人になってからの英会話」では、
はじめからA~Z全ての発音には触れません。

しかし、英語と日本語は
かけ離れた音でできているため、

「これができないと致命的
(通じない、聞き返される、
ネイティブの言っていることが
聞き取れない)」という音は
しっかり練習します。


それが、R,L,TH,F,V,T,D です。
(その方によっては、
T,Dを抜くこともあります。)

そして、もう一つ
とっても大事な要素があります。
それは「筋反射」です。

英語は日本語よりも、
数段に喉と、舌、口の筋肉を使います。
(英語が生まれたイギリスから
地理的に遠くなればなるほど、
話す時の口の筋肉の使い方は
ゆるくなる=使わなくてもよくなる。
そうです)

「いま、この音を出したい」と
瞬時に判断した時、
実は一番最初に反応しているのは
「筋肉」です。

(正確にいうと、
脳から信号が出ているわけですが、
その信号の感受の仕方がとても早い。
ということです。。。) 

こんな場面を創造してみましょう。
テニスでも、卓球でも、野球でも、
ボールが飛んできたら、打つ。

この動作は、脳で「腕を45度に曲げて、
右足を出して、左足を引っ込めて、
体を20度だけひねって。。。」と分析され、
指示を出されるまもなく、

そのボールのスピードや、
角度、タイミングにあわせて、
「筋肉が反射」するわけです。

これは言語でも同じです。
正しい口の動きをする=
正しく発音する。ことは
その音(またはスペルが)
頭に浮かんだ時にとっさに筋肉が反応する。
ことにつながり、

「すぐ出る」ことにつながっていきます。


ネイティブと話す時に
聞き返されてしまうのは
とってもドキドキですよね(汗)

多くの方は「文法が間違っているから、
単語が間違っているから」と
思ってしまいます。

でも、その場合の多くは、
「先にあげた7つの音が
英語の音ではなく、
日本語になっている」ためです。

私たちも、身近に経験したことは
あるかもしれません。

例えば。。。外国人が日本語で
①「ワタシ スンデル、
トウキョウニ」とできるだけ
日本語のアクセントだが、順番が英語。
(これ、うちの夫です^^)の場合と

②「ワターシハー
トーキョーニースンデマース」と

文法はあっているがアクセントが
完全に英語で、強弱がありすぎる。
場合を想像してみてください。
どちらが、すっと耳に入りそうでしょうか?

大人になってから英会話をはじめるのに、
全ての音の習得から入る必要はありません。

それは、なぜか、
「私たちは大人の脳」だからです(笑)
キャパが決まってしまっています。

そのキャパをバランスよく使うために、
他の音に関しては、
もう少し自由に
自分の言いたいことが
言えるようになってからで、
まったく遅くはありません。

私は、よく、
NHKワールド(NHKのワールド版)を
こちらのテレビで見ています。

内容の多くは時事ニュースなのですが、
いろいろな国(特にアジア)の
リポーターが英語でリポートします。

日本、中国、韓国、タイ、インド、
インドネシア、フィリピンなど。。。

残念ながら、日本人のリポーターのときは、
夫も、子供たちも眉をひそめます。

おそらく、これらのリポーターさんは、
もともとニュースリポーターで、
後に英語を学ばれたのかもしれません。
しかしながら、他の国のリポーターに比べると
全く違います。

当然、ニュースですから、
原稿は完璧です。
文法の間違いなどあるわけはありません。
でも、ネイティブにとっては
「聞きづらい、もしくは聞き取れない」のです。

これから、
小学校3年で英語の授業が始まると聞きました。
既存の先生の教育が追いつかず、
ネイティブのALTの数も足りないので、
他の教科の先生が
教えることになる自治体がほとんどだとか。

これは、「日本英語最大の悲劇」です。
大人になってから2度と
英語に触れない場合は
さほど問題はないかもしれませんが
(それでも、そんなに長く英語を習うのであれば、
旅行先で、用をたせるほどにはなっていたいものです)、

昨今では、
IT関係の方だけでなく、
自称「工場のおっちゃん」のような(笑)
定年をまじかにした製造業のかたや、

家族経営の自転車やさんも部品を中国や、
ベトナムで作るため、
英語が必要になる時代になってしまいました。


大人になってから英語を学ぶプロセスは、
新しい出会いもあり、新鮮であり、
チャレンジでもある。。。という楽しみも多い反面、

「これまで学校で習ったのは
何なんだったんだ?」という
残念な気持ちで始まることも多いのです。

そして、英語習得のお手伝いをする側の腕が
より試され始めるのではないでしょうか。。。。
ということを自分に言い聞かせ、
今後も、みなさんとの歩みを楽しみにしております。


次回告知☆英会話、どうする?これから。
続編として、
「チェックリスト(保存版)ワタシは今どこにいる?」を
書きたいと思います。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

音の習得,盲点でした。
あなたはどうですか?
流暢に話したいのは山々ですが…

次回ドキドキのチェックリスト
乞うご期待!

受動的な日本式スタイルに
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質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
アザース

2016年7月8日金曜日

英会話,どうする?これから

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。
新シリーズの1回目前編です。

――――引用ここから―――
英会話、どうする?これから
へんてこりんなタイトルでスタートです^^。

月にのべ250人の方とレッスンをしています。
その中で、私が確信を得ていることを書いてみます。

これまでの【大人の脳へ英語を浸透させるには】の
スタンスは変わりませんが、さらに、
どうしたら、日本人の大人が苦労を
最小限に英語を話せるようになるか

が仲間入りしました。

義務教育で6年間英語の授業をやるのに、
大人になってから、また新たに
勉強しなければならない。
会社が終わってへとへとなのに。。。

しかも、学校で習ったことは、
テストのための学問なので
「使え」ないことにショックを受ける。
その次に待っているのは、Really? 
え?リアリー?って読むんじゃないの?。。。。。
これでは本当に踏んだりけったりです。

そう、皆さんは悪くありません。
日本の英語教育が常に
「卓上の学問」を最優先されてきたためです。
わたしも、全く同じ経験をしています。

ここを変えない限り、
小学校3年生から英語の授業をはじめても、
苦労の期間を延ばすばかり。。。

でも、私たち大人は、
もう、こうなってしまってからには、
嘆いてもしょうがない!
では、いかにそこを打破するか。。。を
真剣に考え、実施しようではありませんか!

そしてですね。。。
我々、講師(教師。。。教える側)への
自戒の念もあり、
こんなことを書こうと思ったのです。

私のレッスンは、
まったく英会話初めての方~
10年近く習われている方、
お仕事で使われる方、
趣味の海外旅行のためなど、
本当に様々です。

私のレッスンを受けられている方は、
もうお分かりだと思いますが、
初回は、ちょっとチェックさせていただきます。
チェックと言っても、テストではありません(笑)、
何気ない会話の中でのチェックです。
ざっと分けるとこういうことです。

①どこが弱いか
②どこが理解されてないか
③どこが理解されていても使えないか

高校3年で英語を習ったのが最後。。。
でそこから10年経っていても、
20年経っていても、30年経っていても、

あまり変わらないので、ご心配は要りません(笑)、
むしろ、変な癖や、間違った理解をしていない
(忘れてしまっている)ので、
脳内にスペースがある分、進みが速いです^^。

例えば、、、英会話(スクールやオンラインレッスン)を
約3~4年、週に3回ほどやられている
という方も本当にたくさんいらっしゃいます。

そのような生徒さんでも、ほとんどの方が。。。。

①簡単な文章を(日本語の意味を考えないで)
とっさに、疑問文にしてみる、
否定文にしてみる、時制を変えてみる。。。の
「作業」にかなりの時間がかかる。

②カフェでコーヒーの注文
(一般的な言い方で)ができない。

③R,L,TH,F,V,T,D の発音を
教えてもらったことがない。

のです。これらは、用途は何であれ、
「英語でコミュニケーションをとる」ことを
目標としている方にとっては
一番初めにお伝えしなければならないことです。

これはですね。。。教える側が、
ちょっと無責任すぎるのでは。と
思うのです。

では、私たちは、
どのように「英会話」を習ってしまっているか。というと
、ほとんどの場合が「情報提供」です。

「こういう時はこういいますよ。。。」という
フレーズや言い回し、単語のみの情報収集に
3年も4年も費やしてしまう。
でも実際はやはり「すぐ出てこない」のです。

「すぐでてくる」為の
回路作りをしていないので、当然です。


私はよく
「インターネットにつながっていない、
もしくは、接続がとっても弱いのに
膨大なデータをダウンロードしようとしている状態」と
ご説明しています。

まずは、回路を作る→
どんどん回路を増やし、太くしてゆく→
データのダウンロードがスムーズになる。


というプロセスは
飛び越えられないのです。

飛び越えたとおもっても、
すぐにそのコンピューターは
フリーズしてしまいます。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

教える側の問題にも切り込んだ
新シリーズ

後編へ続きます。
あなたは「すぐ出てくる回路」
できていますか?

自分は…
できてます。ときっぱりは言えません。
さて,では回路作りをどうするか
後編へ続きます。


受動的な日本式スタイルに
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最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月5日火曜日

なるほど~モーメント続編

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。
昨日が先生の初著書発売日!
先生の長女さんの誕生日も
昨日なのだとか。

――――引用ここから―――
さて、今日の、
メインテーマは、
なるほど~モーメント続編です。

http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk
/archives/42167475.html


やはり、これ、大事なんです。
どんなに英語を読んでも、書いても、聞いても、
“話せる”ようにはならない。


通勤時間に英語の教材を聞くのは
無駄なことではありません。
でも、例えば、
こういうことをやってみてください。

通勤電車で、前に座っている人、
立っている人、周りにいる人のことを
英語で表現してみる。


何をしているか、身体的特徴、
どんな性格の人に見えるか。。。などなど。。。

そして、こういう時はどういったらいいんだろう。。。
というのが出てきたら、
手の甲にでも、ポケットの中の
レシートの裏でもいいので、
ちょっとメモして置いてください。

そして、それを次のレッスンの時に
質問してください。


そして、正しい言い方を聞いたとき、
あなたの頭の中で起こるのは、
そう、“そっかー、あー、
なるほど~”モーメント。です。

この時、もう、ほとんどの方は、
全く聞いたことがない単語や表現は、
もう出てこないはずです。

辞書で見た、単語帳でみた、
文法書で読んだ、教材で聞いたことがある、
その単語、表現が、そう、

そこで、こういう時に出てくるのだ。と、
状況と言語 (日本語訳と英語ではなく)を
つなぐことができるわけ
です。

そしてさらにうれしいことに、
このなるほど~モーメントが起こった時に
私たちの脳内に、報酬物質である、
ドーパミンが放出されます。

すると、その時の学習回路が強化され、
脳内に記憶されるという作業が行われます。

前回のブログで、生徒さんが、
“お正月前に大掃除をして、神様をむかえる。”という
説明を英語でしてくださった時、、、、
この生徒さんは、ちょっと考えて、(

考える。。。というのは脳内の回路をめぐっていき、
あ!これ!と紐付けするという作業です。)
そして、この生徒さんの脳内で
紐付けされた単語は、welcomeです。

We have to clean our house to welcome the New Year Gods.

自然な言い方ですね。
welcome は、「ようこそ!」という
日本語か紐付けされていない方も
多いのではないでしょうか。

英単語を一つの日本語訳で覚えるという
テスト用学習法を繰り返してきた
私たちにとって、仕方がないことです。


その学習法をちょっとづつ
修正していきましょう。

どんな教材でも、どんな参考書でも、いいんです。
「英語で会話する。って本来どんなことなの?」という
原点を忘れてしまうと、

この参考書もあまりよくない、、、
このネット教材もいまいち。。。ん。。。
どうしよう。。。になってしまいます。

そのまま、何年も費やしてしまい、
結局堂々巡り。になってしまうことからはもう、
卒業です~。

私も、いたって普通に
日本の公立の学校に行き、
受験勉強や就職活動も経験しました。

日本の外に出てみると、
それがいかに独特のことなのかが
よく分かります(汗)。

その一連の教育システムや
教育メソッドは、残念ながら、
英会話を習得するのにはちょっと
不利です。

教科書を1ページづつめくっていき、
先生が授業のメインであるという、
受動的なスタイルになれている私たちは、
言語習得までも、
そのスタイルで行おうとしてしまいます。

国民性というのもあるのかもしれません。
でも、それに気づいて、
ちょっと軌道修正していくと、
どんどん楽になります。

インターネットに接続されていない、
または、接続がものすごくよくないコンピューターに
どんどんデータを送ろうとしているのが
現状である方は実に多いのです。

こんな時は、まず、データ送信をちょっと休んで、
受け入れる側のコンピューター
(これが、私たちの脳=考え方、
捉え方、認識。。。)の修正をしましょう~。


――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

受動的な日本式スタイルに
終止符!
さらに背中を押してくれること
間違いなしの

チエミ先生の初著書
『英語のショウタイ -
今度こそ、英語を話せるようになりたいと願うすべての方へ 』

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最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

2016年7月3日日曜日

“なるほど” モーメント

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。
最後にはお知らせも!

――――引用ここから―――

多くの生徒さんから、
英語の学習にどんなサイトがいいですか?とか、
どんな参考書やテキストがいいですか?と
質問されます。

私は決まって、“どんなサイトでも、
テキストでも、パット見て、
あー、分かりやすそうかも。と
思ったものであればどれでもよいです” と
答えています。

問題は、どう使うか?です。

どんなにテキストやセンテンス集を読んでも、
話せるようにはなりません。

それは、
私たちは「大人の脳」だからです。

大人の脳に言語を習得させるのは
容易ではありません。
だからこそ、ポイントを押えた方法で
やっていく必要があります。

脳科学者の茂木健一郎さんが
著書、「脳が生まれ変わる生き方」
にこう書かれていました。

“断言しますけれども、
例えば、生まれつき
「英語が苦手な脳」は存在しません。
学ぶ方法を
まだ見つけていないだけのことです。"  

この本に出会って以来、
私は脳科学の本をたくさん読むようになりました。
そこにはみなさんに
英語の習得法をお伝えするためのヒントが
たくさんありました。

わたしも、みなさんも、
多くの大人が実感されているように、
テキストを読んだだけ、
説明を聞いた時は、
“理解”はできているのですが、
それが口から出るまでには遠い道のりです。

私たち、大人の脳が
言語を習得していく過程は、
赤ちゃんがことばを覚えるのとは
全く違うわけです。

私たちも、日本語を
どうやって話せるようになったかなんて
覚えてないですよね?

では、何が大人の脳に
英語回路を作ってくれるか?

それが“なるほど~”モーメントです。

これも多くのみなさんが
経験されていると思います。
次のステップは、

この“なるほど~”モーメントを

意識的に作る訓練をすることで
無意識に反映してきます。

ではどうすればよいか?
もうお気づきですね~!

普段から「これってどういうんだろう?」
「こう言いたい時はこれでいいのかな?」と
思考をめぐらせることです。

そして、レッスンで、確認するわけです。
すると、“あー、なるほど~”モーメントが
やってきます。

その瞬間、脳内にはドーパミンが放出され、
英語学習回路が強化されます。

自分で考えた答えが間違っていても、
あたっていても関係ないのです。

それでも脳は報酬物質のドーパミンを
出してくれる。何て慈悲深い。。。。(笑)

わかってはいてもなかなか。。。と
いうそこのあなた~!

とにかく、商談中でも、会議中でも、
食事中でも、何か一個浮かんだら、
それをレシートの裏でも、手の甲でも良いので、
メモッっておきましょう。

そして、夜寝る前に、
その一行を専用ノートに書き留めましょう。

それだけで自分専用の参考書ができます。
これは、通勤時間にラジオを聴くより、
英字新聞を読むより、優れた方法です。

通勤時間に、周りを見渡して、
“これってこういうのかな?”と
予想してゆくのです。

初心者の方には
最初は難しく感じられるかもしれませんが、
すぐに辞書で調べず、
自分が言える単語で、
表現で言ってみる。
というのは会話にはとても大事です。

ここをないがしろにしないほうが、
実は近道なのです。

先日、初めてレッスンを受けられた生徒さんが、
“英会話ってパズルみたいですねー”と
おっしゃっていました。
その方はおそらく、
これからぐんぐん伸びると思います。

そう、パズル。というのはとても良い感覚です。

ご自分がパズルをやっている時を
想像してみましょう。

たくさんのピースを目の前にして、
これかな?あれかな?と想像していきます。
そして、あ、これかも。。というピースを手にとって
あわせてみます。あ、違う。。

じゃ、これかな?とまたやってみます。
それを、「そこに入るのはこれだよー」と
与えられたら、何の喜びも生まれません。

そして、“これかな?あれかな?”と
思考するプロセスがかけているため、
次に同じパズルをやっても、
前回やった時からは
何も学んでいないことになります。

“なるほど~”が少なくなっている
私たち大人の脳をハッピーに
していかなくてはなりません。
それは、体にもきっとよい!
脳がハッピーになると日々の生活も
楽しくなってしまうのではないか?と思います。

私は、普段のレッスンで、
生徒さんが、言いたい単語が
なかなか見つからない場合、
“しめしめ”と思います。

それによって“なるほど~”モーメントを
作り出すことができるからです。

そして、すぐには答えを教えず、
(会話は答えが一つではないので
オプションがいくつかあります)
まずは日本語を砕いていくように導きます。

例えば、先日の生徒さんは、
お正月の話しをしていて、
お正月前にきれいにお掃除をして
神様を「迎える」準備をする。と
言いたかったのですが

「迎える」がなかなか出てこない。
「駅に誰かを迎えに行く」とはちょっと違いそう。。
(日本人は単語を漢字で覚えているので、
すぐそう結びついてしまいますが、
ちょっとアドバイスして軌道修正)

じゃ、迎えるってどういうことか?
(一旦日本語から離れて、
連想をしていきます。)

→来て欲しい、入ってきて欲しい
→招く
→ぜひぜひどうぞ~。と
発想していきます。
日本語を砕いていくイメージです。

1分ほど経ってから
その生徒さんは“あ!”と
目が輝きました。
そう、“なるほど~”モーメントです。
その生徒さんの脳が
どんな単語を引っ張ってきてくれたか、
次のブログでご紹介します。

ごはんの時間なので。。。。では。
今日のごはんは、
ミートソーススパゲティーとお味噌汁です~。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

大人の脳をハッピーに!
英語も学べて
さらにハッピーを味わえたら
こりゃ最幸!

次回も待ち遠しいですね。

お知らせとは
カウントダウンをするつもりが
あっという間に明日になりました\(◎o◎)/!

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最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza