2016年7月10日日曜日

英会話、どうする?これから。1後編

アザースです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
行きます。
新シリーズの1回目後編です。

――――引用ここから―――
ここで、「発音」について
ちょっとお話したいと思います。

誰もが、ネイティブのように
しゃべれたらかっこいいのに。と
憧れます^^。

でも、多くの場合
「文を組み立てる、正しく言おうとする」ことに
全神経が集中するために

自分で発した英語を
聞く余裕がありません。

でも、それは、
何度も同じセンテンスを
いろんな場面で言ってみる
→これであってるんだと、
脳が安心してくる

→余裕ができて
自分の英語をよく聞けるようになる

→正しい発音に直そうとする。
 
というプロセスで
解消されていきます。


ですので、
「大人になってからの英会話」では、
はじめからA~Z全ての発音には触れません。

しかし、英語と日本語は
かけ離れた音でできているため、

「これができないと致命的
(通じない、聞き返される、
ネイティブの言っていることが
聞き取れない)」という音は
しっかり練習します。


それが、R,L,TH,F,V,T,D です。
(その方によっては、
T,Dを抜くこともあります。)

そして、もう一つ
とっても大事な要素があります。
それは「筋反射」です。

英語は日本語よりも、
数段に喉と、舌、口の筋肉を使います。
(英語が生まれたイギリスから
地理的に遠くなればなるほど、
話す時の口の筋肉の使い方は
ゆるくなる=使わなくてもよくなる。
そうです)

「いま、この音を出したい」と
瞬時に判断した時、
実は一番最初に反応しているのは
「筋肉」です。

(正確にいうと、
脳から信号が出ているわけですが、
その信号の感受の仕方がとても早い。
ということです。。。) 

こんな場面を創造してみましょう。
テニスでも、卓球でも、野球でも、
ボールが飛んできたら、打つ。

この動作は、脳で「腕を45度に曲げて、
右足を出して、左足を引っ込めて、
体を20度だけひねって。。。」と分析され、
指示を出されるまもなく、

そのボールのスピードや、
角度、タイミングにあわせて、
「筋肉が反射」するわけです。

これは言語でも同じです。
正しい口の動きをする=
正しく発音する。ことは
その音(またはスペルが)
頭に浮かんだ時にとっさに筋肉が反応する。
ことにつながり、

「すぐ出る」ことにつながっていきます。


ネイティブと話す時に
聞き返されてしまうのは
とってもドキドキですよね(汗)

多くの方は「文法が間違っているから、
単語が間違っているから」と
思ってしまいます。

でも、その場合の多くは、
「先にあげた7つの音が
英語の音ではなく、
日本語になっている」ためです。

私たちも、身近に経験したことは
あるかもしれません。

例えば。。。外国人が日本語で
①「ワタシ スンデル、
トウキョウニ」とできるだけ
日本語のアクセントだが、順番が英語。
(これ、うちの夫です^^)の場合と

②「ワターシハー
トーキョーニースンデマース」と

文法はあっているがアクセントが
完全に英語で、強弱がありすぎる。
場合を想像してみてください。
どちらが、すっと耳に入りそうでしょうか?

大人になってから英会話をはじめるのに、
全ての音の習得から入る必要はありません。

それは、なぜか、
「私たちは大人の脳」だからです(笑)
キャパが決まってしまっています。

そのキャパをバランスよく使うために、
他の音に関しては、
もう少し自由に
自分の言いたいことが
言えるようになってからで、
まったく遅くはありません。

私は、よく、
NHKワールド(NHKのワールド版)を
こちらのテレビで見ています。

内容の多くは時事ニュースなのですが、
いろいろな国(特にアジア)の
リポーターが英語でリポートします。

日本、中国、韓国、タイ、インド、
インドネシア、フィリピンなど。。。

残念ながら、日本人のリポーターのときは、
夫も、子供たちも眉をひそめます。

おそらく、これらのリポーターさんは、
もともとニュースリポーターで、
後に英語を学ばれたのかもしれません。
しかしながら、他の国のリポーターに比べると
全く違います。

当然、ニュースですから、
原稿は完璧です。
文法の間違いなどあるわけはありません。
でも、ネイティブにとっては
「聞きづらい、もしくは聞き取れない」のです。

これから、
小学校3年で英語の授業が始まると聞きました。
既存の先生の教育が追いつかず、
ネイティブのALTの数も足りないので、
他の教科の先生が
教えることになる自治体がほとんどだとか。

これは、「日本英語最大の悲劇」です。
大人になってから2度と
英語に触れない場合は
さほど問題はないかもしれませんが
(それでも、そんなに長く英語を習うのであれば、
旅行先で、用をたせるほどにはなっていたいものです)、

昨今では、
IT関係の方だけでなく、
自称「工場のおっちゃん」のような(笑)
定年をまじかにした製造業のかたや、

家族経営の自転車やさんも部品を中国や、
ベトナムで作るため、
英語が必要になる時代になってしまいました。


大人になってから英語を学ぶプロセスは、
新しい出会いもあり、新鮮であり、
チャレンジでもある。。。という楽しみも多い反面、

「これまで学校で習ったのは
何なんだったんだ?」という
残念な気持ちで始まることも多いのです。

そして、英語習得のお手伝いをする側の腕が
より試され始めるのではないでしょうか。。。。
ということを自分に言い聞かせ、
今後も、みなさんとの歩みを楽しみにしております。


次回告知☆英会話、どうする?これから。
続編として、
「チェックリスト(保存版)ワタシは今どこにいる?」を
書きたいと思います。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

音の習得,盲点でした。
あなたはどうですか?
流暢に話したいのは山々ですが…

次回ドキドキのチェックリスト
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最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
アザース

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