Azaです。閲覧ありがとうございます。
チエミ先生の英語
行きます。
――――引用ここから―――
もう「現在完了形」は怖くない。
日本人にとってあまり
なじみのない時制「現在完了形」。
どんなときに使うのか?
なかなかしっくり来ない方が多いと思います。
そこで、私が皆さんにレッスンで
お伝えしていることをちょっとご紹介。
これで、もう、現在完了は怖くない!
そもそも「現在完了」って、
日本語がちんぷんかんぷんです。
現在なのに、完了って???
外国語を自国語で学ぶ場合は、
無理やり文法の説明をつけなければならないので、
このようなちんぷんかんぷんな言葉を
使わなければなりません。
ここがまず、私たちの頭を悩めます。
そして、恐る恐る、
もっと先の説明を読んでみると、
「過去のある時点に起こり、
今も続いている出来事など。。。。
経験、継続、結果。。。。」
などと書いてあります。
さらに?????は増えます。
英語は、日本語よりも、
時制の区別がはっきりしているので、
この概念は日本人の感覚には分かりにくくて当然。
たとえば、日本語で、
「風邪ひいちゃった」と言うと、
(会話の内容によりますが)
1)今もひいてるよ。
2)(あの時、この前)ひいたよ(今は治ってるよ)。
どちらの意味にも取れるわけですが、
英語は、
1)終わったことなの?(過去)
2)今も続いてるの?
をきちんと区別する。
この概念をまずは持つことです。
では、この季節に欠かせない表現。。。
「風邪ひいてます」
(例えば、3日前にひいて、
今もひいてるので)を
どういうかというと、もうお分かりですね~!。
なので、単語(動詞)によっては、
いつも決まって、
現在完了形で使われるものも
出てくるわけです。
例えば、「~(病名)と診断された」「風邪ひいちゃった」
「(最近)痩せた?太った?」などが代表ですね。
そして、もう一つのポイント。
1) I have caught a cold.
2) She has finished lunch.
3) Have you got your mobile ?
現在完了は have + 現在分詞 という形です。
なぜこうなるかを考えると、実はとても簡単。
1) I(わたしは) have(もってるよ)
caught (キャッチした状態を)a cold(風邪を)。
と言っているだけなのです。
過去分詞というと、これもまたちんぷんかんぷんですが、
過去分詞=そうされた状態。
だと思ってください。
Homemade cakeは家で作られたケーキ。
(ちなみに現在分詞=ing は、
何かをしている状態。です)
と言うことは、
(前にひいて)今もその状態を
もってるよ。と言うことです。
2) の例は、食べ終わった状態をもっている。
訳です。
では、これは、She finished lunch.とどう違うの?というと、
「この文を、どこに重きを置いて話しているか。。。」という、
今度は、会話全体の流れが関わってきます。
「ランチを食べ終わった状態を持ってるよ」
=「ランチをもう食べ終わったよ」。
この「もう」が今はもう食べた状態にあるよ。
っていうことに重点を置いていることが分かります。
これがただの過去の時制になると、
「今どういう状態かはあまり関係ないよ」
ということになります。
なので、「何時に食べた」とか「誰と食べた」とか、
「どこで食べた」とか、
そういうことに重点があるときは
She finished lunch.でよいわけです。
3)は「携帯電話をゲットした状態を今も持っているか?」
と言っていることになります。
例えば、家族と一緒に外出して、
「あ、携帯もった?」と聞いている感じですね。
日本人の感覚では、
Did you have your mobile?
Do you have your mobile?
じゃダメなの?と思いがちですが、
過去形だと、
過去に終わってしまった出来事(今は関係ない)。
現在だと、携帯電話を(所持品として)もってるか?
(犬飼ってる?と聞くのと同じ感覚)と
聞いてしまっていることになります。
まとめますとーー、
現在完了は、今も持ってるよ(have)
+そういう状態を(過去分詞)。です。
おっと!いま、皆さんの頭に浮かんでいる、じゃ、
I have been to America.はどうなの?
は、2)の例と同じです。
いつ行ったかとか、誰と行ったかが重要なのではなく、
行ったったという状態を今ももっている
=行ったという経験はもちろん今ももち続けている
=行ったことがある。
となるわけですね。
【このときなぜgo (gone)じゃないの?
というのも健全な疑問。
goneは行ってしまって、
もうここにはいないよ。という意味なので、
状態を表すbe(been)になります。
なので、厳密には、
「行ったことがある」という役ではなく、
「(そこに)いたという状態」になります。
この、☆be動詞=そういう状態。
☆他の動詞(一般動詞と呼びますが、何が一般なんじゃろ?)
=動作。の感覚が身につくと
いろいろな理解が楽になります。
例えば、I am excited.
なんていうのも、日本語訳で覚えてしまうと、
とっても混乱し、
あれ?excitingだっけ?と
迷ってしまいますが、
原則が分かっていると、
am=そういう状態。excited=exciteさせられた。
と暗記ではなく、
自分で文章が作れるようになってきます。
←おもいっきり余談でした】
長年英語を勉強されていて、
どうしても、現在完了形に納得できなかった生徒さんが、
「今まで何で誰もこんな風に
説明してくれなかったんだろう。
とってもすっきりしました!
この現在完了についての説明は
Chiemiさんと私の秘密にしといてください!」と
言ってらっしゃいました(笑)
あとは、しっくりくるまで、
どんどん使ってみましょう~。
――――引用ここまで―――
出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/
こんな説明を
以前に聞けたなら…
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza
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