2016年6月26日日曜日

落とし穴

Azaです。閲覧ありがとうございます。

チエミ先生の英語
いきます。
なにやら奥が深いようで

――――引用ここから―――

日本語訳の落とし穴
【そのギャップを埋める】

レッスンでの一こまを
ちょっとお話しします。

私はよくレッスンで写真を使い、
少しでもその場にいるようなイメージで
会話ができるようにしています。

ちょっとでもその場の波動を感じて、
その波動と「英語のセンテンスや単語」が
共鳴できたほうが、のちのちまた同じ状況に遭遇した時に
単語やセンテンスを出やすくしてくれると
思っています。あ、それはどうでもよかった。。。

女性2人がカフェでコーヒーを飲みながら
話しをしている写真があります。

それを見ながら、自分がそこにいるようなイメージで、
「コーヒーを一杯注文する。」というのをやります。
その生徒さんは
“I'd like to get a coffee.” とおっしゃいました。

この生徒さんはラジオの英語講座で習った文章を
きちんと覚えていらっしゃいました。

その講座では、バッグを買いに来たお客さんが
店員さんに“I'd like to get a red bag.” と
言っているシーンがあり、

I'd like to get =~が欲しい。と
覚えましょう。と説明されていたそうです。

この説明からすれば
(その番組全てを私は見ていないので断定はできませんが。。。。)
その生徒さんが、
カフェでコーヒーが欲しい時に
そういいたくなるのは当然ですね。

そして、このセリフ自体が間違いでは全くないのです。
ただ、I'd like to get =~が欲しい。と
頭の中で紐付けしてしまうと、


この~が欲しい。という日本語が頭の中に浮かんだ時に、
このI'd like to get ~が引っ張り出されます。
例えば、飛行機の中で、毛布が欲しい時、
友人宅にお水が欲しい(お水を飲みたい時)。
状況によってはちょっと不具合が出てきます。

こういうところがちょっとした落とし穴になりがちです。
getが本来意味すること、
haveが本来意味すること。を無視して、
「日本語訳」だけで英語を覚えようとするとこうなります。

例えばオフィスにいて休憩時間に
「ちょっと(外に出て)コーヒー買ってくる」という場合は
どちらがぴったりでしょう?

I'm gonna have a coffee.
I'm gonna get a coffee.

getのほうが、「何かを得る」
という動きがある
わけですね。

haveはどちらかというと
もっているという状態に近いで
す。

ということは上記の場合はコーヒーを
get しに行ったほうがいい訳です。

I'm gonna have a coffee.のほうは
どちらかというと、
「(これから)コーヒー飲もうっと。」に近いわけです。

バッグを買う場面ではget=buy 
という動作をあらわす意味で言っているのでしょう。

こういうのは、日本語訳にして、
暗記しようとすると、その訳だけに振り回され、
「本来言いたいこと」を無視してしまいます。

この誤差を少しでも縮めるために、

日本語訳からではなくその場の状況をイメージで把握して、
感覚、波長としてつかめるように
写真などを見ながら、
会話の練習をすることをおススメ
しています^^。


英語と日本語のギャップを
うまく埋めながら生徒さんに説明するのが
ワタシの仕事です。

もし相手がフランス人だったら?
中国人だったら?違った説明方法が必要なのだと思います。

これが、ワタシが
「日本人のおとなが英語を話せるようになるために。。。」に
フォーカスしている由縁です。

ワタシたち大人は、こどもが言語を覚えるのとは
全く違うアプローチが必要
です。

まして、日本語というあいまいな表現が多い、
難しい言語とともに何十年も生きている私たちにとって、
英語の発想は斬新です。

あ、それから、ワタシがレッスン中に、
ぶつぶつと「〇〇さんにはなにが必要か。。。。?」と
つぶやくことがあります。独り言です。

そうすることで、その方には
どんな練習や知識が必要かの
インスピレーションがやってきてくれます。というと
かっこいいのですが、ただの癖です^^。

今日の夕ご飯なにたべよっかな~?と
ちょっとつぶやいてみてください。
そうすると脳は、あの味?この味?ピザ?
和食?焼肉?お蕎麦?と無意識にチューニングを始めます。

そうすると、ピン!とラジオの周波数が合うように、
あ、今日は焼肉の気分だな。となりませんか?

この感覚、味わってみるとおもしろいのです。
専門的なことはよく分かりませんが、
焼肉?ピザ?お蕎麦?と考えをめぐらす(イメージする)というのは
そこに周波数を合わせてみている=味を想像してみている。

周波数が本当にぴったり来ると、
唾液が出始めたり、体自体が反応してきます。

これも違うなー、これもちょっとちがうなー。
あ!これだな!っていう時に周波数が
ぴったり合っています。

なかなかあわない時もあります。
そんなときはなんとなく、これかなー?と
思うものを食べてみます。

そうすると、んー、やっぱ、ちょっと違ったな。とか、
あー、これだったんだ。食べたかったの。
(周波数が合っていたの)となることもあります。

英語でこう言いたい。と思ったときも、
この周波数を合わせるプロセスを脳に学習させることが大事
です。

(これを私は、「英語の周波数にあわせていく」と呼んでいます^^。)
そして、長い目で見ると近道です。

さっきの、「何食べたいかな?」→味を想像して周波数を合わせる。
という行為は
人間が本来持っている本能的な機能です。

第二言語を習得しようと思った時には
そうは行きません。
このプロセスが必要ないのが、学校で習うテスト用の英語なので、
学校でどんなに英語の授業をしても、
“話せるように”ならないのはある意味
理にかなっているわけですね。

――――引用ここまで―――

出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/

haveとgetのニュアンスの違い
日本語と英語のギャップ
英語の周波数

ぱっと出てこないんですよねー
周波数合わせの練習が足りないのか?
道は長そう…

質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza

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