Azaです。閲覧ありがとうございます。
チエミ先生の英語
いきます。
オンライン英会話のお話しです。
プラス先生の指導歴についても
――――引用ここから―――
オンライン英会話3年目を迎えて。。。
イギリス独特の暗ーく、長ーい冬。ですが、
クリスマスを前に街は活気いっぱいです。
この季節、私が好きなのは、暗くなってから
(といってももう夕方4時頃にはずいぶん暗いのですが。。。)
住宅街をゆっくり歩くこと。
家々にやさしいオレンジのライトが灯され
(イギリスの家の照明はオレンジで暗め)
クリスマスツリーが窓際に見えたりして、
まるでマッチ売りの少女のような気分です。
さて、12月で、
私がオンラインで英語講師をはじめ
3年が経ちます。
それまでも英語と関わる仕事をしていましたが、
このように集中的に大人に英会話をお教えする。
というのは初めてでした。
当初の正直な感想は。。。。。
「日本人が英語を学ぶ際、
何か、決定的な欠落があるのではないか。。。」
これは、これまでの自分自身の経験からも
言えることでした。
もう、何年も英会話スクールに通っているのに、
レストランでメニューください。と
正しく言えない。
かなりレベルの高い生徒さんでさえ、
現在完了って何か?wouldってどんな時に使うのか? を
理解している方は
本当に少ないことが分かりました。
これでは、日本人は、多くの時間とお金を
英語習得に費やしすぎてしまう。。。と
あせってきました。
そんな思いが、
今の私のレッスンスタイルの背景にあります。
今日は、私と英語について
ちょっと振り返りながら
書いてみます。
私もみなさんと同じように“英語を話せるようになりたい”と
願う大人でした。29歳くらいまで。
英語しか、まともに点数が取れる科目がなくて、
英米文学科に入っては見たものの、
英米文学、というのは、英語じゃない!と
言っても過言じゃないほど、
古典英語や文学。についての授業ばかりで、困りました。。。
転部まで考えましたが、
教授が見るに見かねて、
英文学以外のテーマで卒論を書いてよいと許可してくれて、
「東南アジアにおける英語の普及と定着」というテーマで
苦し紛れの卒論文を書いたのですが、
自分としてはとってもおもしろかった。
インドネシアや、フィリピン、マレーシア、
シンガポールなど母国語ではないが
日常的に英語が生活に浸透している国の英語が
どのように母国語に組み込まれているか。
日本で言うと、テーブル、インターネット、などのように
rの音が母国語にはないために
「ー」と伸ばす音に変えられ、
母国語に組み込まれるわけです。
その辺の視点が今の私の英語伝授法にも
影響しています。
大学の同級生の多くは
英語の先生になったり、
英文学を究めるために大学院に進んでいましたが、
私は普通に東京の大手人材派遣会社に就職、
営業職につきました。
まったく英語とは無縁の仕事でしたが、
休みのたびに一人でふらっと海外に行ったりするのが好きで、
でもその度に英語のできなさに
不完全燃焼感を覚えていました。
大学時代から、絶対に英語を独学で
話せるようになりたい。と思っていました。
ただ単に、英会話学校が最盛期だった時代に、
そんな営業戦略にはひっかるまい。という
ただのひねくれた性格ゆえに。。。。
そのころはオンライン英語などというシステムは
なかったので、皆さんの多くがやられているように、
CDを聞いたり、文法の本を読んだり。。。
かなりの時間を英語に費やしていました。
週に1度、ネイティブに日本語を教えるかわりに
英語で話し相手になってもらったり。
でも、なんでこんなにしゃべれないんだろう。と、
もう不思議に思うくらいでした。
やっぱりいつかは英語を話せるようになりたい。。。と
思いながらもまったくと言ってよいほど、上達せず、
なんだかんだで10年。
その後私の場合はひょんなことから
今の夫と出会い、日本語が話せなかった彼と、
なんとか英語で話すしかなく、
今のように、英語で生活する。ことになりました。
そして、英語になんの不自由もなくなった今思うのは、
「どうして、こういう風に習わなかったのだろう?」
「どうして、こんな練習を教えてくれなかったのだろう」
「このポイントをつかんでいればもっと早く楽に英語を
話せるようになっていたのに」ということです。
オンライン英会話の会社の講師募集のうたい文句に
「空いた時間を有効活用!あなたの英語を活かせます!」の
ようなことが書いてあります^^。
(あまり大きい声では言えませんので、
ここだけの話し。。。)
英語を話せるようになるために
皆さんに伝授する。というのは、
空き時間でできてしまったり、
英語が話せるからできる。というものではありません。
なぜなら、「こういう時は英語ではこういいますよ」とか、
発音を直してあげたり。間違いを直してあげるだけでは、
皆さんは話せるようにならないからです。
私の一番大事な仕事は、
英語を話せるようになるための
理解のプロセスや、例えば会話の際に
単語を選ぶテクニックをお伝えし、
それをどんな状況でも使えるようなドリルをして。。。
自分がどういう理解が足りないのか、
どこが弱いのか。を認識して、
あとは、ご自分でそのプロセスやテクニックを応用して、
どんどん好きなことがいえるようになる。という
最初の土台作りのお手伝いをすることです。
私は、もともとアロマセラピストで、
ちいさなサロンを持っていましたが、
そこにマッサージにいらっしゃるお客さんが、
毎日のように来てくれたら、成功か。というと
そういうことではないと思っていました。
あくまでもご自身が、体のどこに付加がかかっていて、
それにはどういう原因があって、
姿勢や食生活、癖を探してより良いほうに向かってみる。
ことのお手伝いができないと、
その方はずっと、誰かにマッサージをしてもらえば楽になる。。。
という依存になってしまいます。
軌道修正するために、
外からの助けが必要だなー。と思う時に
来ていただくのが、
その方にとって一番いい方法です。
話はそれましたが。。。そんなことで、
これからも(為替レートの悪化に負けず!!)
みなさんがよりはやく、より楽しく、無駄なく、
英語を話せるようになるための
道しるべの役目ができればと思っています。
(あ、私のビザ、あと2ヶ月で切れてしまうゆえ、
移民締め出し政策真っ只中のイギリスで、
更新はかなり厳しいかも知れないので、
イギリスでなくても地球のどっかで
お会いするかもしれません!)
どんな時でも、
「これはこう説明するといいかも。。」ということが
頭から離れず、メモを取っている私に、
夫が、
“You can probably teach
any language to Japanese people.”
とぼそっとつぶやいてました(笑)
もちろん私は他の言語は
全くできないのですが、
「日本人がどうすれば外国語を理解して
使えるようになるか」については
研究熱心だからだと思います^^。
現在の生徒さんの中には
もう3年近くお付き合いのある方、
ご夫婦で、ご家族でレッスンを
受けていただいている方もたくさんいらっしゃいます。
「これはちょっと難しいかな~」ということを
言えてしまったとき、私と、生徒さん、
双方の脳がドーパミンで満たされ、
とってもうれしくなります。
みなさんがどんどん上達され、
「Chiemiさんの言ってたこと、
実はたいしたことなかったな。」なんて
思っていただる日が来たら
私は、本当にうれしいのです^^。
いつも私のレッスンを選んでくださる皆様、
しつこい質問に困りながら、
大体いつも、「わかんない」と答えてくれる
娘と夫、ありがとうございます。
――――引用ここまで―――
出典元:チエミ先生のブログ
『大人になってから
英語を話せるようになるために』
http://blog.livedoor.jp/chiemi_uk/
生徒さんがどんどん上達して
手助け無しで会話できるように
なっちゃったら,スクールいらなくなるんですよね(^_^;)
真摯なチエミ先生の姿勢に
ファンがさらに増えそうです。
先生の新刊が7月4日の
先生の長女さんの誕生日に発売になりますよ!
今は予約販売可能
質問,意見や感想などお待ちしています。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
Aza
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